旧東海道草津にある古川酒造のお酒「天井川」
古川酒造は旧東海道草津宿「矢倉立場」の近くにあります。
安藤広重の東海道五十三次「矢倉立場」の正面に描かれている「うばがもち」を食べさせる茶店があったところに「瓢泉堂」(江戸時代酒や水を入れる桶や枡、瓢箪などの展示館)があります。
草津宿の旧東海道沿いにある、古川酒造。ここで、兵庫県産山田錦を使ってお酒を造っています。店の裏に酒造蔵があります。
板壁と白の漆喰壁の趣のある作りです。この前の通りが旧東海道です。道幅が狭く、車は一方通行です。旧東海道は道幅が6間(10.8m)なので、昔の道がそのまま残っているのかもしれません。
ワンカップと新酒の生酒純米吟醸と大吟醸です。淡麗辛口のやや酸味のある美味しいお酒です。
琵琶湖の東岸は平坦な低い土地で、琵琶湖に流れ込む川は水面が高く天井川のような灌漑水路が多くあります。
琵琶湖は鮒の熟れ鮨が有名ですが、地元の道の駅などで売られています。お米に漬け込んで発酵させたものですので、この「天井川」とは、抜群の相性です。
ホタルイカの生干しを大吟醸に浸してあてにしました。古川酒造のきき猪口でやります。猪口の中の呉須の二重丸は、お酒の色を確認するために描かれています。ほんの僅か黄色味かかった色合いです。
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