地元取手宿の紅梅とサンシュユ
取手宿本陣にある大きな紅梅が、満開の見ごろです。
▲紅梅といっても桃色ですね。樹形は大きく上に伸びていて梅の木らしくありませんが、甘酸っぱい香りは間違いなく梅です。
▼母屋の勝手口にあるサンシュユです。細いとがった花弁がまとまった黄色い花を咲かせます。
▼門の脇にロウバイが咲いていました。ロウバイは年明けの寒い時期から咲き始めます。日陰の寒い場所なのでまだ咲き残っていたのでしょう。
▲正面玄関横にある雨樋と雨水溜めです。奥の小窓は、染野家は明治維新になってから地元の特定郵便局をしていて、その受付窓口です。
▼本陣内の座敷から見た梅の木です。内部は公開されていて、大きな座敷がいくつもあり一番奥には上段の間があります。
▲白い覆輪の椿、椿の花は枯れずにポトリと落ちます。それを見て「首が落とされるようだ」と武士には嫌われていたそうです。ちなみに利休は座敷の茶花に、椿を好みとしていました。
▼白い椿もきれいですね。山茶花に似ていますが椿は合弁花、山茶花は離弁花です。
▲勝手口の奥の庭にも紅梅あります。正門の紅梅よりは紅色が濃いです。紅梅は白梅より遅れて咲き出し、白梅が散った後も咲き続きます。
▼おまけ、利根川土手沿いの住宅に見事に咲いたミモザ、どこかしっとりしたロウバイのような黄色です。
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