冬の沖縄
冬の沖縄は赤い桃の花のような寒緋桜が有名ですが、2009年2月に行ったときは、既に花の時期は過ぎていました。寒緋桜は毎年行っている、国頭郡今帰仁村の世界遺産今帰仁城跡が有名です。まだ花の時期には行ったことがありません。ぜひ行ってみたいと思っています。
今回は、2月の沖縄那覇の雰囲気をお伝えします。
那覇空港に到着した時のスナップです。
ANAのピカチュウのジャンボ機が駐機していました。子供たちは、大喜びでした。B-747ジャンボ機で、今はもう引退したようです。
空は曇っていて、夏の青い沖縄の空ではありません。遠くに見える海も灰色です。
この時期、沖縄の天気は曇り勝ちです。
ゆいレール那覇空港駅前の、ヤシ植え込みです。
曇り空だし何か寒そうに見えます。沖縄は、ほとんど夏に行っているので、この時期は結構寒く感じます。気温は関東に比べれば、それほど寒くはないのですが。
ゆいレールは、ワンマン運転です。運転手さん、ドアの開け閉めで忙しいです。
那覇の街、国際通り入口の「おきなわ屋」さんです。ここに来ると、沖縄に来た~と感じます。
国際通りの招き猫。観光客相手の土産物屋さんです。
以前にもアップしましたが、国際通り中ほどにある駐車場前の露店の招き猫さんです。とてもおとなしくてカワイイです。でも、最近は見かけません。
土産物のシーサーです。所詮、土産物ですので、受け狙いのデザインです。
市街に咲いていた、「イペーの木」です。枯れ木に、黄色い紙が付いているように見えます。
暗いのでシャッタースピードが遅くなって、ブレてしまいました。名前が、よくわかりませんが、結構街で咲いていました。街路樹です。
夜の国際通り
1階は薬屋さん、2階は居酒屋?
瓦屋根や窓の形など、沖縄独特の建物です。
比較的新しい建物は、2階のベランダなどには手すりではなく、穴の開いたブロック塀になっています。台風が多く来るので、重くて丈夫な建材が使われるのでしょう。
ハブ酒のお店です。
よほどの山の中にでも行かないと、バブはいないのでは・・・と思ってましたが、見たことが無いので。沖縄県のHPには、「山や野原、畑、公園など、草や木のある所 ならどこにでもいる可能性があります。ハブは夜行性なので、昼間は開けた所に出てくることはめったにありませんが、 草むらや木の上、林の中など、日当たりの悪い所では気をつけましょう。」と、あります。
いるんですね、結構。
土産物屋さんの前にある、ゴーヤーのベンチ。
いかにも沖縄ですが、座っている人を見たことがありません。ベンチと言うよりは、街のオブジェでしょう。
土産物屋さんの前に集まっている犬。
犬のTシャツを売っているのか、Tシャツ屋さんの前で、よく見かけます。単なる飾りでしょうね、多分。
こちらは、飾りのシーサーです。
招き猫ならぬ、招きシーサーですね。
そういえば上の写真、犬を使うのは、シーサーを飾るという沖縄の風習から来ているのかもしれませんね。無意識に犬を使ってしまう。
国際通り沿いには、このような土産物屋さんが、たくさんあります。
チンスコーや紅色タルトなどのお菓子とか、コーレーグース(島唐辛子の泡盛漬け)とか沖縄そばとか、土産物のシーサーやアクセサリーなどが売られています。
本土でも手に入るものですが、沖縄で買って帰ることに意味があるのかもしれません。
市場本通り
市場本通りです。夏程ではないにしろ結構観光客が見られますが、さすがにコートを着ています。こちらも土産物屋さんもありますが、国際通りとは少し違う雰囲気のお店が並んでいます。食料品のスーパーとか、惣菜屋さんとか、食堂とか・・・、地元の生活に密着したお店が目につきます。
沖縄の民族楽器、三線です。これも土産物として市場本通りで売られているものですが、地元に昔から伝わっている本物ではないと思います。
このほか、大きな缶詰の空き缶を利用した三線もあります。それはそれで、弦の振動が金属の空き缶に響いて、結構面白い音がします。
那覇に泊まるときの夕食は、牧志公設市場の2階の食堂で食べることにしています。1階で魚介類を買って、2階の食堂に持ち込んで料理してもらいます。
いつも買い過ぎて、お腹いっぱいになります。
オリオンビールは、沖縄で飲むと、何故かとても美味しいです。シークァーサーサワーは、焼酎ではなく泡盛で割ってあります。非常~に、濃いです。
沖縄の石、琉球石灰岩で作られたホテルの前のシーサーです。壁も、歩道の敷石などにも同じものが使われています。沖縄は何処へ行っても、いろいろなものにこの石が使われています。
帰りは、レンタカーを返したあと、ゆいレールを利用して移動します。
ゆいレールの駅には、それぞれあの沖縄民謡独特のメロディーの曲があって、駅に着く前の車内放送でその曲がながれます。ゆいレールに乗ると、駅ごとのそのメロディーを聞くのが楽しみです。
でも朝夕は地元那覇の通勤客で大変混雑していて、こっちは観光気分で「メロディーが楽しい。」だなんて、申し訳ありません。
帰りの那覇空港です。ターミナルのレストランに入って、滑走路の飛行機を見ながらオリオン生ビールを飲みます。遠くに沖縄の海が見えます。
2月に行ったこの時の沖縄は、寒緋桜や真っ赤なデイゴの花が咲く時期ともずれていて、ちょっと寂しい旅行でした。と言うか、仕事で出張したのですが。(仕事は、ちゃんとしました。)
私は那覇の街も好きなので、夏とはまた違った雰囲気が味わえて、それはそれで良かったのですが。日の光が弱いせいもあって、海や空の色は冴えません。その分、沖縄の街を楽しむということです。
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