フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

先端がセラミックのピンセット

2018-06-20 21:09:23 | 腕時計

先端がセラミックのピンセット

 先端がセラミック製のピンセットとプラピンセット、半円形で先端の尖ったピンセットです。

 

 左から3、4、5本目の先端がセラミックのピンセットは、最近手に入れました。ガスバーナーで熱しても大丈夫です。

 プラスチック製のピンセットです。ボタン電池を取り出す時などに使っています。軟らかいので、強い力を加えると、欠けてたり折れたりしてしまいます。

 

 先端が白いセラミック製のピンセットです。ストレートと曲がったものの3種類です。クォーツ製腕時計のステップモーター、マグネットのコマなどを扱うのに使います。プラ製のピンセットは、軟らかくて使えません。
 先端部が太いので、ヤスリで削って細くする必要があります。ただしセラミック製なので、細くし過ぎると欠けてしまうので注意が必要です。

 スチールの先の曲がったピンセットです。先端が非常に細いので、ヒゲゼンマイの調整などに使えそうです。精密に加工されています。多分、スイス製だと思います。ボディの部分も厚く、とても良いものです。

 カメラの修理でもそうですが、時計の修理で最も基本的かつ重要な工具がピンセットです。ピンセットの扱いに習熟できれば、修理の腕前も一流です。

 

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SWISS MADE プラ風防取替

2018-06-15 15:11:43 | 腕時計

SWISS MADE の OSTERN 17JEWELS プラ風防の取替

 SWISS MADE の OSTERN 17JEWELS のプラ風防が割れていたので、取り替えました。リュウズの大きな1950年~代の時計だと思います。(追伸:スクリュータイプの裏蓋だったので、もっと新しい、多分1960年代でしょう。)

 29.4mm径のドーム型プラ風防を付け替えます。

 古いプラ風防なので、剥離剤をピンセットの隙間に取り込んで、風防とベゼルの接着面に浸透させて接着剤を溶かします。

 剥がれました。文字盤は比較的きれいですが、針に錆が浮いています。ピンセットの先端で少し削り取りました。
 剣抜きで外して、しっかり磨いてもイイのですが、なにしろ古いものなので一旦針を外す穴が緩んでしまって再び取り付ける時に上手くいかなくなるかもしれません。なので止めておきます。針の中心部に塗られている蛍光塗料を剥がしてしまう恐れもありますので。

 ベゼルの縁にUVレジンを塗って、新しい風防をはめ込みます。風防が少し小さくて、29.6mm位がピッタリのサイズでしたがUVレジンは充填剤にもなるので、そのままUVライトで固化します。
 このときUVライトが文字盤に当たると、夜光塗料が蛍光を発して光りました。まだあまり劣化していないようです。で、例の放射能測定器で放射線を測ってみることにしました。

 左が時計の上の測定値です。右は、離れた位置での値。2倍強の差が出ました。やはり放射能が出ているようです。
 なにしろ夜光塗料の原料ラジウムの放射能半減期は、1622年なので。ラジウムは他の物質と反応しても、放射線は出し続けます。そのエネルギーを利用して塗料を発光させている訳です。

 文字盤も針も、まあまあ・・・きれいになりました。ムーブメントは快調です。秒針の先端部分には、赤い塗料が残っていました。この部分には、メタルカラーのコパー(銅色)を塗っても良かったかもしれません。シンプルですがクラシックな雰囲気の、よいデザインです。大きなリュウズもよいアクセントになっています。ラグ幅は、18mmです。こげ茶のエナメル系のベルトが合いそうです。

-追伸-
 上の写真で見られるように、剣ズレもかなりあるのでもう一度開けることにしました。風防は接着してしまったので、裏蓋を開けてムーブメントを取り出します。

 オープナーで開けます。

 

 

 ムーブメントはキレイな状態です。

 剣ズレを調整して、秒針も先の方を銅色のメタルカラーで塗りました。

きれいに仕上がりました。

 

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エルジン・クォーツ遅れ調整

2018-06-11 15:04:57 | 腕時計

エルジンクォーツ(ELGIN QUARTZ) の遅れ調整

 エルジンのクォーツです。一日に1分程、コンスタント!? に遅れます。

 そもそもクォーツなのに、一定して遅れるとはどういうこと!?

 クォーツの遅れには、いくつかの原因が考えられます。

 ① 電池の電圧が落ちてきて、ステップモーターのコマが回転しきれないことがある。腕時計のリチウムや参加銀電池は消耗してくると急激に電圧が下がるので、基本的にはほとんど止まってしまいます。このエルジンは電池交換しているので、電圧の問題ではないようです。
 ② アナログ・クォーツはステップモーターの回転を歯車で秒針に伝えているので、歯車部分のグリスが固まるなどしてスムースに回転していない。
 ③ 回路のコンデンサーが劣化して、電圧が不安定になっている。

 でも、一定して遅れる原因としては、これらではないように思われるのですが。

 遅れ方の状況から回路の不良は考えられません。歯車の回転がスムースでないかもしれないので、とにかく洗浄することにしました。
 蓋を開けてムーブメントを見ると、中央やや左下に少し大きなネジがあります。回路のプリント配線が腐食していることも考えられるので様子を見ようと、このネジを回したのですが全く緩みません。横に”UNADJUATED”(補正)と刻印されています。時間合わせのための調整ネジでしょうか。
 洗浄と併せてこのネジもとりあえず右に2回転ほど回して様子を見ました。

 すると何と左の正確な”OBARU(DENMARK)”(遅れをチェックするためのクォーツ)とピッタリ一致しました。結局原因は歯車の回転不良か、あるいは回路が不安定なのか・・・洗浄が効いたのか時間合わせネジ?で調整できたのか・・・。多分ネジで調整できたのかもしれません。でもネジで補正できたのならば、どのような仕組みで時間、つまりクォーツの振動数をステップモーターに伝える回路のタイムスパンを調整するのか・・・電子回路なのに・・・解りません!
 まあとにかく遅れはなくなったので、これで好とします。でもこんな中途半端に遅れるクォーツって、今まで見たことありません。

-追伸-
 そういえば思い出しました。以前にも回路のプレートを止めているのではなく回しても緩まない、不自然に大きなネジのあるムーブメントを。何のためのネジだろう・・・と思った記憶があります。クォーツで時間が狂うことなんてほとんどないので気にしていなかったのですが、時間調整のためのネジだったのですね、多分。でもそのような機構のクォーツは、古いものだと思います。最近のムーブメントに、このようなネジは見られませんね。
 クォーツ(水晶)は、電圧をかけると非常に正確な振動を発生します。これを取り出してIC制御によりステップモーター(コイルの電磁石で永久磁石のコマを1秒単位で反転させる)を動かします。この処理は基本的にデジタル制御なので、アナログの時間制御はしていません。というかアナログ制御が入ると、時間が不正確になります。私の知識はここまでで、したがってネジを回すようなアナログ処理で、どのように水晶の固有振動数に基づく時間を制御するのか・・・。勉強不足ですね。調べてみます。

 

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モンブラン・マイスターシュテュック146の修理(追伸)

2018-06-09 21:14:54 | 万年筆

モンブラン万年筆マイスターシュテュック146の修理

 モンブラン万年筆マイスターシュテュック146のだいぶ傷んでいるものを手に入れました。ペン芯の溝にインクの塊がこびり付いていました。インクの出が悪く、すぐに字が書けなくなります。尻軸のリングも緩んでいて、インクがうまく吸引できません。

 

  胴軸も、傷だらけです。深い筋状の傷があるのですが、割れてはいないようです。プラスチック用のコンパウンドで磨きました。これでも、少しはキレイになりました。
 筋状の溝を消すことはできませんが、艶出し用のコンパウンドを使えば、細かい傷は消えるかもしれません。

 

 

 

 ペンポイントもだいぶすり減っていたので、刃物用の仕上げ砥石で研磨しました。
 ペンポイントの研磨は、普通1000番以上の紙ヤスリ、耐水ペーパーに水をつけて研ぎます。モンプランで使ったら、書き味の滑らかさが失われてしまいそうなので、よりきめの細かい仕上げ砥石を使ってみました。

 左の写真の、左側が仕上げ砥石です。木の台座つきです。これで研ぐと、和包丁など鋼の地はピカピカになります。
 右の写真は、やはりきめの細かいオイルストーンです。この砥石に、ミシン油を使って研いでもよいかもしれません。

 仕上げ砥石で研磨します。ペンポイントが字を書く角度、斜め45度にすり減っていたので字が太くなっていました。砥石に水をつけて前後、特に左右を丸く研磨します。強く押し付けるとペン先が食い違ってしまうので、ルーペで確認しながら軽く研いでいきます。

  尻軸と胴軸の接続部分にカニ目のリングねじがあって、これでピストンを胴軸のシリンダーに締め付けています。このリングネジを外して、ピストンを尻軸ごと抜き取ります。
 ネジを緩めるためにはモンブランの専用工具があるのですが、持っていないので先の曲がったピンセットを使って外しました。傷を付けないように、気を付けて。

 リングには、対角線方向に対の凹み(カニ目)があります。そこにピンセットの先を差し込んで、緩めます。

 尻軸とピストンを抜き、さらにペン芯が差し込まれている首軸のパイプをペン芯ごと抜いて、プラチナ万年筆から出ている万年筆専用の洗浄液を使って洗浄します。

 ペン芯部を抜きます。ペン芯が差し込まれたパイプにもカニ目がありますので、先の曲がったピンセットで緩めて首軸からパイプごと抜き取ります。

 カニ目の溝がある箇所は、だいたいネジが切ってあるので、これを緩めれば分解できます。なかなか緩まない時は、シーリング(接着)されていることが考えられるので、その場合は油(例えば、クレ556など)か、部材に干渉しない溶剤(例えばリグロインなど)を少し垂らして溝を破損しないよう気をつけて外します。
 溶剤を使う時は、目立たない箇所にほんの少しつけてみて干渉しないか確認します。まあ、油を使うのが安心ですね。

 プラチナ万年筆洗浄液セットです。プラチナ万年筆のカートリッジサイズに合わせた、スポイトがついています。この液を10倍に薄めて、ペン先の付いたペン芯部を数時間浸けておきます。その後、改めて超音波洗浄機で洗浄しました。

 左の超音波洗浄機は、メガネや宝石アクセサリーなどの洗浄に使われるものです。

 首軸にねじ込まれたパイプごとペン芯部が抜けました。パイプに差し込まれたペン芯を抜けば、ペン先も外せます。ペン芯を抜くには専用工具のノックアウトブロックが必要です。持っていないのでペン先が付いたまま洗浄液に浸けます。洗浄液は数時間で真っ黒になりました。右の写真、液が真っ黒で浸けているペン芯が見えません。

 最後に超音波洗浄機を使って水洗いし、組み立て直して試し書き。インクは、スムースに出てきているようです。これで修理、クリーニング完了。
 字の太さがまだ少し太めなので、もう少しペンポイントを研磨してもよいかもしれません。

 

 結局、万年筆の中に残っていたインクが乾いて固まっていたのが原因で、インクの出が悪くなっていたようです。ペン芯を抜き、ペン先を外して洗浄しなくても大丈夫そうです。
 字がカスレる原因は、ペン芯の溝や穴が詰まっていてイングが出てこないことのほか、ペン先の食い違いやスリットの合わさりが平行になっていない、ペンポイントの摩耗などがあります。
 これら不良原因を修理、修復すれば、使い慣れたお気に入りの万年筆を永く使い続けることができます。

-追伸-
 結構、アクセスしてくれている人がいるようなので、改めてコメントを追加してみました。
 良い万年筆程、長く使いたいものです。このマイスターシュテュックも、ペンクリニックの先生(川口明弘先生)に「これは良い万年筆だ、あと50年使える」とお墨付きです。やはり”モンブラン”は、ドイツのマイスターの稀有の創造物のようです。
 固まったインクは、メーカー専用の洗浄剤を使うと溶け出してきれいになりますが、ビタミンC(アスコリビン酸)を使っても固化したインクを溶かすことが出来るようです。
 周りの評価ではなく、本当に自分が気の入った物は、長く・・・死ぬまで・・・使い続けてみたいですね。モンブランは、本当に素晴らしいドイツのマイスターの作品です。

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チョウゲンボウのヒナ

2018-06-08 07:51:04 | 日記

朝の散歩でチョウゲンボウのヒナ

朝の散歩でチョウゲンボウのヒナを見つけました。

梅雨入りしたのに、今日も良い天気です。利根川を渡る、JR常磐線の鉄橋です。

 

 橋のすぐ横の土堤、鳴き声がする方を見たら、すぐ足元にいました。巣立ちしたばかりのようです。しきりに鳴いて、親を呼んでいました。鉄橋のトラスの上に親がいて、心配そうにこちらを見ていました。

河川敷には、いろいろな種類の野鳥がいるのですね。特に早朝に見られます。

散歩の報告ばかりですね。

-追伸-
 調べてみたらチョウゲンボウは許可を得た業者が、捕獲、飼育して販売しているそうです。しかも20万円以上で・・・。今は、とにかくペットブームですからね。
 私は昔、野鳥の会に入っていて、時々探鳥会に行ってました。鳥好きにとってはワシ・タカは、あこがれの鳥です。野鳥はとにかくキレイでかわいくて、双眼鏡で覗いてみると虜になってしまいます。そしてそれがこうじて自分のものにして飼ってみたいという衝動にかられますが、野鳥にとっては厳しいけど自然の中で育っていくのが一番幸せなので、そっとしておいてあげましょう。不用意に近づいたり脅かしたりしなければ、その素晴らしい姿を見せてくれますので。

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