甲府市で迎える朝。
部屋から甲府盆地を写す。
山に囲まれていることがよくわかる。
空気がちがうように感じる。
見慣れていない風景は、いいもんだ。
朝飯は、無料のパン、スープ、、コーヒー、卵がいただける。
意外とパンの味は良かった。
10時にチェックアウトして、
岡島百貨店の地下で、煮アワビのお買い物。
意外なことに、甲府は煮アワビが有名なのだ。
アワビ以外にもお勧めのものを買って大満足。
お昼前に一つ観光としよう。
残る観光場所は、甲斐善光寺。
1558年創建。
長野の信濃善光寺が有名だが、ここ山梨県にも善光寺がある。
武田信玄と 上杉謙信の川中島の戦い等で、信濃善光寺の本尊 阿弥陀如来像(日本最古の仏像らしい)は、それぞれの時代に、当時の有力者が、自国に持ちかえったていたが、甲斐善光寺にも、一時この本尊が信濃善光寺に戻されるまで、本尊として祀られていた。
本尊は、時代の権力者にも、その強い信仰をうけて、いろいろなところを転々としたらしい。
今は、信濃善光寺にあるので
となると、この甲斐善光寺の今の本尊って?
答えは、
現在の本尊は銅造阿弥陀三尊像とのこと。
これも秘仏となっていて、1997年からは、7年毎に開帳が行われてる。
ちなみに、信濃善光寺の本尊の阿弥陀三尊像、いわゆる一光三尊阿弥陀如来像は、絶対秘仏のため、住職であっても、目にすることができない。
この本尊は、信濃善光寺の瑠璃壇厨子内に安置されていて、朝と、昼の法要のじこんに、この瑠璃壇と厨子まで拝するらしい。
ちなみに七年に一度の御開帳では、金銅阿弥陀如来と両脇侍立像、いわゆる前立本尊が、絶対秘仏の本尊の分身として公開される。
(この御開帳の様子は、以前の記事でどうぞ。)
さて、そんな本尊の学習をして、いざ甲斐善光寺へ。
門も立派だ。
信濃善光寺の門とも似てる。
そして、門を抜け、真正面にあるのが本堂。
ここも、立派だ。
信濃善光寺みたいには、賑わってはいないが、それでも、甲斐の人たちの信仰を集めた場所なのだろうことが、ここの佇まいを見ただけで感じられる。
本堂でお参りして、御朱印もいただいた。
信濃善光寺もお参りしたくなる。
が、少しここからは、遠いので、またいつか。
お昼近くになるため、
食事処へ。
予約を入れてあった、和ごころへ。
初めて行くお店だ。
楽しみ。
駐車場から、アズローチがいい。
手入れされた古民家だ。
ランチをいただく。
母は、
私たちは、
丁寧に作ってあって、美味しい。
デザートとコーヒーもつく。
満足。
今回は、椅子席だ大たが、和室の部屋もあり、そこからは、庭も眺められるようだ。
自分たちは、お店の外をちょっと拝見させてもらう。
さるすべりの赤い花が、青空に映える。
山梨県では、よくサルスベリの木を見かける。
さて、せっかくフルーツ王国山梨県に来だのだから、フルーツカフェで、甘いスキーを楽しみたいということで、いくつかの選択肢の中で、今回選んだのは、
農カフェhakari
もものスイーツが美味しそうと思ったので、決定。
お店に到着。
ところが、ガードマンさんがいて、外に待合のところにもうあふれんばかりの人。
リストに名前を書いて、しばらく待つが、とてもとても順番来そうになく、原茂ワインのカフェの二の舞はこりごりなので、しばらくして決断。
ジェラートコーナーで、アイスを買うことにする。
が、これが正解。
三種のアイスにブドウ付きの一つ600円のカップを注文。
めちゃくちゃ美味しい。
手作り感もあって、スーと口の中で溶ける。
美味しいよー。
それにしてもここの劇混み方は、すごい。
いつか、リベンジしたいものだ。
さて、このお店から近いところに、ここは毎度のフルーツパークがある。
ここもオススメの場所だ。
甲府盆地が見渡せて、山梨に来ると必ず立ち寄る。
遊ぶスペースもある。
しばし景色を楽しんだあと、時間は午後2時。
そのままいつもの見延ルートで帰るのは、芸がないので、富士吉田を回るルートで帰る。
御殿場 アウトレットにも寄って行こうか。
河口湖で、休憩。
この湖畔を背景に、
中国人の観光客が、凄い決めポーズで写真を取り巻くのに圧倒される。
年齢に関係なし。
お国柄だなぁ。
このあとは、富士吉田の、THE DEARGROUNDへ。
富士吉田にこの店ありのセンスの良いお店。
オードマンズテーラー製品、アンティークのアクセサリー、リネン、の販売、カフェもセンスに溢れてる。
御殿場アウトレットに立ち寄るので、お茶は、次回。
御殿場に向かう途中から、雨が降り出す。
アウトレットに到着しても、雨は止む気配もなし。
お目当ての店を回ったあと、自宅に帰る。
1泊2日ながら、内容の濃い旅だった。