台湾ワン!(Taiwan One!)

台湾にまつわる様々な話、中国語教室の出来事、日々の生活...

わたしの「美貌」ならぬ「備忘」の秘訣

2007年07月23日 | 日々の日記帳
 「先生はどうして日本語そんなに上手いですか?」「勉強はいつから始めたんですか?」とよく質問されるが、決まって私はこう返事をする。「日本語を勉強する年数もあるけれど、それより日本語のことをいつも考えてるからです」。
 
 わたしのレベルになると、知らない語彙があっても、話の流れに影響がない。だから成長がとどまり気味。それじゃせっかく日本で生活してる意味がないから、日頃から意識して知らない単語を拾うようにしている(負けず嫌いの性によるもの?)。
 
 インターネットの普及で、いまは辞書にない新語もぐんと検索しやすくなったが、つねにすぐに調べられるわけではない。たとえば電車に乗ってるときや、仕事に集中したいとき、床についてから思い出したときなどは、すぐに行動に移せない。そんなときは、とりあえず紙切れ(領収書の裏でもOK)に書きとめ、あとで愛用の「美貌」ならぬ「備忘」ボードに集めるようにしている。

 百均で買ったこのコルクボードは部屋の通路につるしているので、気がつきやすい。そして、ピンは5個以上に増やさないことで、どんどんクリアしていかないと新しいものが貼れない「心理作戦」だ。

 「メモするなんて面倒くさい」「後で思い出せるから」と思うかもしれないが、少なくとも私の場合は、メモする手間より思い出すほうが時間がかかる。それに時間が経つと何を思い出そうとするかも忘れてしまう。だから、地味だけど確実に役立つこの方法をすすめる。


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