台湾ワン!(Taiwan One!)

台湾にまつわる様々な話、中国語教室の出来事、日々の生活...

台湾茶お茶会イベント '07.11.23

2007年11月25日 | 台湾茶・お茶会のはなし
(「ハイ写真撮るよ」と言うと、みなさんこれなんだから~。その1分前は...)

 だいぶ気候も寒くなり、熱々のお茶が恋しい季節になってきた。11月の3連休の初日にお茶会を迎えた。この日は朝から暖かいふとんの中にずっとこもっていたくなるような冷え込み...。

 今回のメンバーは前回も参加された今吉さんと太田さん、そして今回初参加の井原さんと森森。今吉さんが台湾帰りの余韻を携えてのご参加なので、台湾の土産話を聞くのを楽しみだった。あっ、お土産といえば、実はお話だけじゃなくて、わざわざ飛行機でもらった新聞をもってきてくれたし、ご本人の大好物の「茶梅」cha2 mei2(茶葉でつけ込んで甘く味付けした梅)も分けてもらった。さっそくその茶梅を茶席にも出してみた。甘酸っぱくておいしい!真好吃!実は少しとっといたが、お茶会の後片付けの後、ペロリとあっという間。

 この日にお出ししたお茶請けは、暑い夏を乗り越えて舌が冴えたのか、かなり満足した味に仕上げた。みなさんが「うんうん、おいしい!」と言ってほお張ってくれたときは、なんともいい気分。

 お茶会のイメージ、人によっては格式張ったことを想像するが、台湾茶席に限っていうと、かなりフランクな場合が多い。それもそもそも「以茶会友」(お茶でもって友と会う)、つまり「どうせ友と会うならおいしいお茶でも」というシンプルな発想があるから、と私は思う。「はじめまして」に始まる茶席、終わる頃まるで旧友のように「じゃまた会おうね~」と心から思えるお茶会は成功したお茶会だと思う。かなり評論家気取りにエラそうなことを言ってるけど、理想です。参加したみなさんも同感してくれるとうれしいわ。
 
今回のお茶は:
【阿里山高山茶】澄んだ黄緑の茶色、高山茶ならではの爽やかな空気感、厳しい生育環境に鍛えられた深い味。凍頂茶の人気を追い越し、いまでは台湾の主流茶のひとつ。

【木柵鉄観音】濃い琥珀色の茶色と濃厚な焙煎香にほんのりの酸味。台湾人にとってはなじみ深いお茶。

今回のお茶請けは:(今回は事前に写真に撮る時間がなくて残念!)
【茶香かりんとう】
今回はピーナッツチップがかかった薄色(黒くないほう)の市販品で作った。かりんとう自体の色が薄いので、かけたお茶粉の存在が一目で分かる。とにかくサックリして香ばしい一品!(仕上がりの形がいびつなものをおいしくいただきました!)

【茶葉蛋】
茶葉、中華香辛料、醤油、みりん、ニンニク、ショウガ、唐辛子、長ネギなどで煮たスパイシーな煮卵。今回もお茶会前日の仕上げの試食に、2個もたべてしまった。おいしかった!(おいおい!それ試食!?)

【お汁粉】
茶葉と砂糖と一緒炊いた小豆と押し麦に、かなり濃いめのお茶と牛乳半々をあわせた汁をかけた。トッピングは、黒ごまとフライパンで炒ったカシューナッツ。甘くてとろ~りの豆とカリカリで塩っぱいカシューナッツが絶妙なバランス!(自画自賛)実はお茶会の直前まで「冷して出すか温めて出すか」で迷ったが、お茶会の最後にもなると、きっとみなさん暖まっているだろうということで、冷して出すことにした。正解、だったかな?ねん、みなさん。


今回初参加の井原さんから早速メールをいただいた。せっかくなのでメッセージをアップ。
・・・・・・・・・・・・
黄先生
本日はおいしいお茶と創作料理をありがとうございました。
先生の温かい人柄が、お茶やお料理に映されているように感じられました。
小豆のデザートは、是非自分でもやってみたいと思います。
またお茶会に参加させていただきたいと思います。
その際には、よろしくお願い致します。
・・・・・・・・・・・・
こちらこそ今回ご参加を感謝します!それになんて素敵なメッセージを...、私にはもったいなすぎます。
今度またお越しの際は、もう友だちですね。召し上がっていただきたいお茶とお茶請けで、お越しをお待ちしておりますので、またお顔を見せにおいでくださいね。



 次回のお茶会は12月8日(土)、今年最後の追加お茶会。10月台湾プチ留学を終え帰国した小愛とご友人(台湾人の方)を囲む会。残席があと2席となったので、興味のある方は急いでお申し込みを。

台湾茶イベント・少人数制中国語教室




コメント (2)
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