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YOUは何しに日本へ?(沖縄船旅で台湾観光客の密着取材)2014年10月27日

2014年11月12日 | 台湾関連イベント・番組など
【情報提供shanxing】
【FULL HD】YOUは何しに日本へ?2014年10月27日


はじめから29分までは沖縄への船旅で台湾観光客の密着取材。訪れた回数すら覚えていない人がいるくらい、沖縄は本当に台湾人にとって身近な外国。余計なお世話かもしれないが、いくつか気になった点をピックアップする。言葉はオリジナルで理解するに限る!とわかっていただけると思う。

1.番組スタッフがある男性(5:05~)に来日の回数をたずねたところ、男性がしばらく沈黙し、「五六十次了吧! (もう5・60回だろう)」と言葉を発したのと同時に字幕が「今回が60回」と出た。たしかにここまで回数が多いと50回も60回も大して違わないだろうが、どうも誇張効果狙いの匂いがする。

2.自転車2+スクーター1の三人組がギリギリ港に戻ったシーン。男性がまだ戻ってこない女性のことを案じ「找不到那家店(店が見つからない)」と話したときの字幕が「彼女お店に行っちゃったんです」(12:43~)。その直後「どうしても買い物をしたかった彼女YOUだけ別行動したらしい」のテロップが現れた。しかし、その後、ついに姿を現せた彼女が言ったのは「找不到還車的地方,在繞圈圈(スクーターを返す場所が見つからなくて、グルグル回っちゃった)」(13:05~)。
どうなってるの?テロップに嘘がないなら、買い物に行きたい彼女は別行動をし、その後スクーターを返す場所が見つからなくて結局出港時間にギリギリで戻った、ということだっただろうか?だとしたら情報カットで説明不足。
それとも買い物に夢中のあまり乗船に遅れそうになったと話が作り替えられたのか。現に復路に時間の余裕がないのに買い物に走ったとはとても思えない。真相いかんによって視聴者の彼女に対する印象が全然違った。ますます怪しい。

3.那覇港に向かう船のなかで出会ったおばあちゃんと孫娘ペア。その孫娘の使用言語に注目をしていただきたい。方言の台湾語に慣れた世代のおばあちゃんとは台湾語で、対外的に、つまり番組スタッフとは公用語の中国語でやり取りをした。台湾人の一般的な現象である。


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