グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

アユの採卵が始まる

2008年08月25日 21時10分10秒 | 
水産試験場では今日からアユの採卵が始まりました。



メスのお腹を指で押すと、ぴゅ~と勢いよく卵が出てきます。写真の大きさのアユでは3万~4万粒くらいの卵が採れます。


採った卵にオスから絞った精子を加え、カモの羽でやさしく撹拌します。


アユの卵は物に触れるとピタッと張り付く性質があります。(そうしないと、川の中で流されちゃいますので)
水産試験場ではシュロの毛でできた細長いブラシのようなものに卵を付けます。


水を1/4ほど張ったバケツにアユの卵を大さじ1杯くらい入れ、そこに丸めたシュロブラシを入れて、卵を付着させます。


シュロに着いたアユの卵。直径は0.8㎜ほど。


2週間ほどすると、小さな小さなアユの仔魚がふ化します。