グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

冬越し中の虫を探しに・・・ ぐんま昆虫の森

2009年01月12日 21時56分41秒 | ぐんま昆虫の森
昨日、敷島公園での探鳥会の後は、桐生市新里町にあるぐんま昆虫の森

入り口でホオジロが出迎えてくれました(^^)


冬の雑木林は飛び回る虫の姿も虫を追いかけ回す子供たちの姿もなく、ひっそりとしています。

しか~し、虫がいない訳ではありません。虫たちは息をひそめて春の訪れをじっと待っているのです。

現在、ぐんま昆虫の森では季節展「昆虫たちの冬越し展」を開催中。
普段はなかなか気付きにくい昆虫たちの冬越しの姿を紹介しています。
正門から昆虫観察館本館までの道沿いでも冬越し中の昆虫たちが見られます。

イラガのまゆ

幼虫は刺されると強烈に痛い“電気ムシ”

ハラビロカマキリの卵鞘

カマキリは種類によって形が違います。カマキリの卵鞘を探しながら歩くのも楽しいですね。

ウスタビガのまゆ

とてもきれいなまゆですが、実はこれは冬越しの姿ではありません。ウスタビガの成虫は秋に出現し、卵の状態で越冬します。このまゆは空き家です。

アゲハ(ナミアゲハ)のさなぎ


エノキの根元に積もった落ち葉をそっと裏返して見てみましょう。
オオムラサキの幼虫がいます。


ウラギンシジミ

成虫で越冬するチョウです。フィールドで探したのですが、見つけられませんでした。
上の写真のウラギンシジミは館内に展示してあったチョウです(^^;)

さて、フィールドをまわった後は、生態温室へ。
亜熱帯のチョウたちとしばし戯れました(^^)







西表島の環境が再現された温室の中でチョウと遊んでいると、外の寒さを忘れてしまいます。









ぐんま昆虫の森は真冬も面白いよ! (^_^)v

ぐんま昆虫の森

山上城跡公園のロウバイ (桐生市新里町)

2009年01月12日 19時35分21秒 | ぐんま花だより
桐生市新里町山上にある山上城跡公園。
この地にあった山上城は藤原秀郷の子孫、山上五郎高綱による築城とされています。その後の戦国の動乱の中で支配者は目まぐるしく変わり、16世紀末に廃城となりました。
城の規模は東西220m、南北650m。北から南へ笹郭・北郭・本丸・二の丸・三の丸・南郭と一直線に並ぶ並郭構造を成しています。西側には空堀を隔てて帯郭があります。
ここは当時の城の様子が比較的良好に保存されている貴重な史跡です。

戦国時代には血なまぐさい合戦も行われたであろうこの地も、現在では芝生広場、ローラー滑り台、アスレチックなどが整備された公園として市民の憩いの場となっています。
また、この公園は四季を通じて花を楽しめる場所ともなっています。
今はロウバイが二分咲き程度になっています。



ロウバイは芝生の広場を取り囲むように150本が植えられています。



例年、2月中旬までが見頃です。



お花見情報(山上城跡公園のロウバイ) 桐生市