今日の前橋は朝から冷たい雨・・・
近くの山には夏鳥様御一行が到来しているというのに、週末鳥見に行けません。
今日は富岡市上黒岩、もみじ平公園にある群馬県立自然史博物館に行ってきました。
地球上に誕生した生命の歴史や県内の自然を紹介している博物館です。
バージェス頁岩動物群のジオラマでは私の大好きなアノマロカリスが泳いでいます。
アノマロカリスは古生代カンブリア紀中期の生物。頭部にある触手で獲物を捕られていました。バージェス頁岩動物群(バージェス動物群)の中で最大の動物で、当時の食物連鎖の頂点に立っていたと考えられています。
もし、絶滅せずに今でも生きていたら飼ってみたいぞ、アノマロカリス。
常設展示の中で一番人気はやはり恐竜の時代
巨大恐竜の骨格標本やティラノサウルスの模型は迫力満点
このティラノサウルスが声を上げながら動きます
小さい子が泣き出している姿を時々見かけます(^^;)
ホッキョクグマ、ヒグマ、ツキノワグマ、マレーグマ
さて、この4種のクマを見比べて気付くことは何でしょう?
【ベルクマンの法則】
「恒温動物では一般に、同じ種でも、寒冷な地方に生活する個体の方が温暖な地方に生活する個体よりも体重が大きく、また、近縁な異種間では、大型の種ほど寒冷な地方に生息する傾向がみられる」
高校の生物で習いましたよね?
ベルクマンの法則に似たので、アレンの法則というのもありました。
【アレンの法則】
「恒温動物では一般に、同じ種の個体あるいは近縁の異種の間には、寒冷な地域に生活するものほど、耳・吻・首・肢・翼・尾などの突起部が短くなる傾向が見られる」
ダーウィンの部屋
部屋に入るとダーウィンがしゃべり始めます。私には動くティラノサウルスよりもちょっとコワイです(^^;)
ここでは動物・植物・鉱物等の標本を間近に見たり、触れたりすることができます。恐竜のコーナーのような派手な展示ではありませんが、色々面白いものがたくさんあるので、是非じっくり見て欲しいですね。
5月6日まで開催中の企画展『わかった!かわった?群馬の自然』
自然史博物館が行ってきた県内の生物や地形・地質に関する調査・研究の成果が展示されています。
ぐんまの動植物の現状について考えさせられる展示でした。
アライグマ
北アメリカ原産の外来種。TVアニメの影響もあり1970年代以降、ペットとして輸入され、盛んに飼育されましたが、アライグマは可愛いだけの動物ではありません。大型で凶暴な一面もあります。飼い切れなくなった無責任な飼い主が捨てたり、逃亡した個体が野生化し、生息数・生息域が拡大。
農作物の食害や生態系への甚大な被害が問題となり、現在では特定外来生物に指定されています。
群馬県内にも生息しており、平成19年度の駆除数は約40頭。生息域拡大とともに被害の増加が心配されています。
自然史博物館は大人もワクワクできる場所でございます。
群馬県立自然史博物館
近くの山には夏鳥様御一行が到来しているというのに、週末鳥見に行けません。
今日は富岡市上黒岩、もみじ平公園にある群馬県立自然史博物館に行ってきました。
地球上に誕生した生命の歴史や県内の自然を紹介している博物館です。
バージェス頁岩動物群のジオラマでは私の大好きなアノマロカリスが泳いでいます。
アノマロカリスは古生代カンブリア紀中期の生物。頭部にある触手で獲物を捕られていました。バージェス頁岩動物群(バージェス動物群)の中で最大の動物で、当時の食物連鎖の頂点に立っていたと考えられています。
もし、絶滅せずに今でも生きていたら飼ってみたいぞ、アノマロカリス。
常設展示の中で一番人気はやはり恐竜の時代
巨大恐竜の骨格標本やティラノサウルスの模型は迫力満点
このティラノサウルスが声を上げながら動きます
小さい子が泣き出している姿を時々見かけます(^^;)
ホッキョクグマ、ヒグマ、ツキノワグマ、マレーグマ
さて、この4種のクマを見比べて気付くことは何でしょう?
【ベルクマンの法則】
「恒温動物では一般に、同じ種でも、寒冷な地方に生活する個体の方が温暖な地方に生活する個体よりも体重が大きく、また、近縁な異種間では、大型の種ほど寒冷な地方に生息する傾向がみられる」
高校の生物で習いましたよね?
ベルクマンの法則に似たので、アレンの法則というのもありました。
【アレンの法則】
「恒温動物では一般に、同じ種の個体あるいは近縁の異種の間には、寒冷な地域に生活するものほど、耳・吻・首・肢・翼・尾などの突起部が短くなる傾向が見られる」
ダーウィンの部屋
部屋に入るとダーウィンがしゃべり始めます。私には動くティラノサウルスよりもちょっとコワイです(^^;)
ここでは動物・植物・鉱物等の標本を間近に見たり、触れたりすることができます。恐竜のコーナーのような派手な展示ではありませんが、色々面白いものがたくさんあるので、是非じっくり見て欲しいですね。
5月6日まで開催中の企画展『わかった!かわった?群馬の自然』
自然史博物館が行ってきた県内の生物や地形・地質に関する調査・研究の成果が展示されています。
ぐんまの動植物の現状について考えさせられる展示でした。
アライグマ
北アメリカ原産の外来種。TVアニメの影響もあり1970年代以降、ペットとして輸入され、盛んに飼育されましたが、アライグマは可愛いだけの動物ではありません。大型で凶暴な一面もあります。飼い切れなくなった無責任な飼い主が捨てたり、逃亡した個体が野生化し、生息数・生息域が拡大。
農作物の食害や生態系への甚大な被害が問題となり、現在では特定外来生物に指定されています。
群馬県内にも生息しており、平成19年度の駆除数は約40頭。生息域拡大とともに被害の増加が心配されています。
自然史博物館は大人もワクワクできる場所でございます。
群馬県立自然史博物館
うちの子は昔泣かされました。
お父ちゃんも未だにビビリます・・・
意外に(←失礼)面白かったので、驚きました。
ダーウィンは残念ながら、覚えていないです…(^^;
・発掘現場のジオラマ
・動くティラノサウルス
・動いてしゃべるダーウィン
ですね(^^;)
大人でもコワイのはやはりダーウィンでしょうか。
興味の度合いに合わせて、子供も大人も、
自然史に詳しい人も、そうでない人も
楽しめる場所だと思います(^^)
原風景で帰化植物におきかわっているような例はありましたでしょうか?ガーデニングで外来種を取り入れているのを見るとアライグマと同様の不幸が起こらないのだろうかと門外漢としては不安に思ってしまいます。(野生化しないのか、そのリスクがどれだけ検討されているのか見えないので)
もちろん、日本の環境に適応した外来種(もしかしたら数少ない幸運なもの)しか目にすることはないので、リスクを過大評価している可能性はありますが。
外来のものがいっぱいありますよね。
大陸からの稲作伝来ともにやって来た大昔の帰化植物もありますが、
現代は外来種が分布を拡大する早さが昔とは較べものにならない早さです。
園芸種の野生化も危険なことだと思います。
また、園芸種とともに分布を拡大している昆虫(例えばツマグロヒョウモン)もあります。
アライグマのように人間の生活に直接的な影響を
与えないものに対しては世間の関心が低いですが、
注意しなければならないと思います。