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かんな川水辺の楽校 危険な生き物

2011年05月20日 21時48分11秒 | 自然観察
昨日、遠足でかんな川水辺の楽校に来た小学校4年生の皆さんに外来種のナヨクサフジ退治をしてもらっている最中に、ちょっと危ない生き物が見つかりました。

それはコレです↓

なんだか分かりますか? 私はどこに何がいるのか、すぐには分かりませんでした。

マムシ(ニホンマムシ)です。






水辺の楽校周辺の神流川河川敷には、以前からマムシの生息が確認されており、水辺の楽校内にも看板などで注意を呼びかけています。
マムシは性格が穏和なヘビで、手を出さなければ人に襲いかかって来ることはありませんが、マムシがいることに気づかずに手を出したり、踏んづけたりして咬まれることがあります。今回、マムシを発見したのは児童でしたが、近くにいた水辺の楽校運営協議会員が手を出さないように注意したので、事故は発生しませんでした。
マムシの生息地では、不用意に藪に手を突っ込んだり、サンダル履きなどで草むらを歩かないようにしましょう。不幸にしてマムシに咬まれてしまった場合は、すぐに病院を受診してください。藤岡市内では多野総合病院と鬼石総合病院にマムシ血清の用意があるようです。



へび百科 ジャパンスネークセンター

マムシ咬傷/皮膚疾患のお役立ち情報 大分大学病院

以前、地元のお年寄りが、こんなことを言っていました。「オレが子どもの頃にはマムシは、もっと上流の山の方にはいたが、この辺りでは見たことがなかった。マムシがこのあたりに住み着いたのは、三面コンクリの側溝が原因だ。山にいたマムシが側溝に落ちて、這い上がれずに神流川本流に流され、それがこの辺りに上陸して棲みついたんだ」。
真偽のほどはよく分かりませんが、三面コンクリートの側溝に落ちた小動物が、そこから出られずに死んでしまったりするのは、実際に問題視されており、落下した小動物が脱出できるよう一部にスロープを設けた「ハイダセール」という側溝も市販されています。





かんな川水辺の楽校便り かわげら通信





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4 コメント

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Unknown (okko)
2011-05-20 22:12:12
ア、アップでいっぱい。。。
こ、怖いですね。^^;
鳥肌が、ゾゾゾゾ~って感じです。
マムシも手を出さなければ大丈夫なんですね。
でも、よく見つけましたねぇ。
怪我がなくて何よりでした。
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要注意! (つちや)
2011-05-21 05:51:42
お早うございます

凄いものを見せて戴きました。
何も考えなく山歩きをしていますが、注意事項として
心に留めておかなくては!
凄い画像に鳥肌が経ちました。 要注意!!
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okkoさんへ (こにタン)
2011-05-21 11:41:14
マムシは攻撃性は弱いので、手を近づけたりしなければ、咬まれることはありません。
でも、目立たないので、気づかずに咬まれてしまうことが多いようです。
今回は、子供に事故がなくてホッとしました。
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つちやさんへ (こにタン)
2011-05-21 11:45:56
私もマムシを間近で、まじまじと見たことは初めてなのですが
やはり、アオダイショウやシマヘビとは違う雰囲気を漂わせていますね。
小さくても迫力がありました。
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