早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

今年の漢字は『在』

2020-12-16 | 時事ネタ

今年一年、色々と考えた年でした。神戸や東日本大震災のタイミングでも多少考えるところはありましたが、今回の新型コロナ・・・震災とはレベルが違うかもしれませんが、何せ誰しもが感染する危険性があるし世界中で起こっているので逃げようがない、という点で影響大だったと思います。

私自身は、もともと毎日出勤する必要もなく、田舎にいるので電車に乗ることもなく、そもそも人と会うことが少ないので、コロナによって日々の生活が大きく変わったわけではありません。夏に葡萄園の手伝いをしているのですが、それも思いっきりアウトドアで密になりようがない状態、昨年と何ら変わりなく作業をしていました。ただ、収穫時には通常だとボランティアの方々が大勢やってきて、ランチはバーベキューなど盛り上がるのですが、今年に限ってはボランティアも広範囲での募集は行わずちょっと寂しいところはありました。

それでも日常生活への影響は少なかったのですが、両親の住む田舎への帰省を自粛、毎年の楽しみの海外旅行なんてとんでもない、という状況には参りました。しかし、一生に一度の卒業旅行に行けなくなったり、ようやく大学生になってキャンパスライフを楽しもうと思っていた子がキャンパスにも行けない、頑張ろうと思って入社した新入社員がずっとテレワーク、もしかしたら今年リタイアして夫婦で豪華クルーズ船に乗ろうと思ってた・・・というような、人生の節目に当たっていたら、と思うと、私の場合はまだまだ我慢できるレベルです。もちろん、数年で治まってくれることを信じてるからこその我慢ですが。。

ということで、今年の漢字は『在』

不要不急の外出を控えて『在宅』していた一年であり、まだまだコロナ禍が続いている『現在』進行形であり、こんな中でも無事『在る』ことに感謝する日々です。「諸行無常」を感じ、そのうちそのうち、と思っていると会えなくなる人、出来なくなること、がこんなにも『存在』するのかと思い知らされた一年でした。