早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

シジュウカラ観察日記2 ~今年の目標は個体識別~

2020-12-18 | 野鳥・生き物

寒くなって虫も少なくなったせいか、野鳥の来訪回数が増えてきました。シジュウカラもネクタイが細いのが雌、太いのが雄、という程度に見分け、時々特徴的なネクタイが来ると名前を付けてみたりしていたのですが、今シーズンは個体識別を目標にしてみました。モノの本によると、シジュウカラの行動範囲は狭いようで、大体毎日同じグループがやってきます。時々違うグループが登場すると、ちょっと追い回したりして少し慌ただしくなります。が、シジュウカラはそんなに独占欲が強い方ではないみたいで、おとなしいものです。よっぽど、素早くて効率よく餌をゲットするヤマガラやコガラに横取りされて、しょんぼりしている方が多いかも。

ともかくも、我が家のレギュラーシジュウカラは3羽。雌1羽と雄2羽。この雄1羽は今シーズン、我が家の巣箱をねぐらにしています。3羽の関係は不明。一羽が子どもかなあ?と思っていますが。。。個体識別として簡単なのは雌。見るからに違うので簡単です。↓この子のネクタイ、遠い昔に流行った「リリアン」のように網々になっているので「リリ」と名付けました。リリはエサを取りに来るときに止まり木から直接飛んでこないで、近くの庭木を経由します。用心深いのか怖がりなのか、シーズン初めに勢い余って窓にぶつかっている子がいた(ドン!という音がしていました)のですが、この子だったのかもしれません。

雄2羽はちょっと見分けが難しいです。実は、角度が変わったり、身をよじったり伸びをしたりすると微妙にネクタイの形が変わるのです。この写真ではちょっと細身に見えますが、他のタイミングで見るとぷくぷくして丸っとしています。従って、まだ一発で見分けられないこともありますが、↓この子はネクタイの下の方が左にモコっと広がっています。そのまま「モコ」と名付けました。

残りの一羽(雄)は今のところ特徴無し。他のグループと混ざったらわからなくなりそうですが、リリグループの一員として名付けました。ネクタイが左右等しいというところから、苦し紛れですが「ヒトシ」君(仮)。ヒトシも飛び方とか食べ方とかの特徴を見つけて、もっといい名前を付けてあげたいと思っています。

ちなみに、ヤマガラも2羽レギュラーで訪れますが雌雄同色なのでまだ名付けられていません。しかし、エサがないと「ニーニー」と鳴いておねだりする(と信じています)のが愛らしいので、今シーズンのうちに個体識別したいと思っています。