一気に寒くなって自然の餌がなくなってきたのか、最近、野鳥の餌バトルが激しくなってきました。シジュウカラびいきなのですが、その大きさの小鳥が仲良くやってくれている分にはいいかな、と思っています。ただ、観察していると力関係が分かってきて、シジュウカラ応援隊としては悩ましい日々です。
最近来ているのは3種類。シジュウカラとヤマガラとコガラ(ハシブトガラかも?)。一番お行儀がいいのはシジュウカラ。餌台に他のシジュウカラがいると順番待ちして、その子がいなくなってから取りに来ます。ヤマガラが一番強くて、シジュウカラやコガラがいても平気で飛んできて、ほかの子は恐れて譲ります。その上、ヤマガラは嘴が強いのか、ひまわりの種を割るのも速く、あっという間に二個目、三個目をゲットしていきます。コガラはシジュウカラよりも少し小さめだからか?シジュウカラに譲る傾向にあります。ただ、コガラは近くに隠しておいて後で食べたりするようで、そうなるとツンツンする時間がいらないため、何個もゲットできてしまいます。その点、シジュウカラは一個とって近くの木でツンツンツンツン頑張って割って食べて、まったりした後にキョロキョロして、ようやく次を取りに来る、というのんびりやさん。もちろん、その時にヤマガラがいたら順番待ちします。
ということで、シジュウカラが1個食べている間に、ヤマガラは10個、コガラは8個、獲得できる感じです。そして、完売御礼の後にシジュウカラがやってきて、餌がないのに気づいてしょんぼりしている、という図を一日に何度も目にします。あまりにかわいそうなので追加してあげると、結局は目ざとくヤマガラがやってきて取られてしまう、というのの繰り返しです。どうやったらシジュウカラの取り分をもっと多くしてあげられるのか、この冬の新たな課題です。
↓順番待ちの図・・・我慢(シジュウカラ心の声)
↓先にいたのに追い出された・・・しょんぼり(上に同じ)
↓コガラも積極果敢に攻めます。素早い!・・・すごいなこいつら(上に同じ)
↓ヤマガラ同志でも力関係があるようで、先に来てても追い出される子がいます
いずれにせよ、眺めているだけで楽しい空間であることは間違いないです。
そういえば、夏に燕の巣を見ていて思うこと。大きくなる子はどんどん大きくなって、小さい子は常に大きくなる子の下敷きになって餌がもらえなくなる・・・ってことがないように、燕の親はちゃんと平等に与えているんでしょうね。学ばねば(^_-)-☆