私の不思議な運命を辿った自転車

2010-07-08 15:00:00 | 思い出
 幼稚園から小学校へ上がった頃かな。近所の自転車屋さんで自転車を買いました。

 その時、どういう理由だったか忘れましたが、取り置きをしてもらってたんですね。
 
 そして約束の日に、母と「今日だね~」と楽しみにして自転車屋へ行ったら、その自転車を売ってしまったと言うんです。
 取り置きしてるのにですよ。

 その当時、隣近所はみんな知り合いみたいな狭い町に住んでいましたら、同級生の妹がどうしても欲しいと言ったので売ってしまったということなんです。

 それってどういうこと?家の母が凄い怒ったんだけど、とりあずもう1週間待てば新しい自転車が来るからそれで勘弁してくださいって感じに話が進んでいったんですね。

 でも私としてはね。
 もうケチガついたようなものなんですよ。

 まして同級生の子の妹と同じなわけじゃない。
 ピンクの女の子らしい自転車だったんだけど、もう今日買うって決めてたし、じゃ、今あるものの中から選びますって選んだ。

 男の子が乗るような白に黒い星の散らばった自転車にしました。

 母は怒ってましたけど、私はそれでも十分いいやって気分でした。

 そのあと、引越しをするのですね。
 その自転車を持って。

 たまたまある晩、夜中に近所で火事が起きたんですね。ぼやでたいしたことがなかったらしいんですが、翌日起きた私には大変なことが待っていました。

 自転車が消えてる。
 昔のことだから、家の前に置いてるくらいで、特に鍵とかかけてないんですね。

 多分、前日の火事騒ぎで、野次馬に来た人がもって行っちゃったんだろうな、母がそう言いました。
 
 とても悲しくて落ち込んでたんです。
 どこかで乗り捨てられてる自転車、持っていくなんてひどい。
 
 そこへ1人の少女が話しかけてきました。私より上級生、5年生くらいの感じかな。ほんの目の先のマンションに住んでる子です。学校だって同じでしょう。

 そこの子が突然言うのです。
 「あなたの自転車と似てるけど、あれ私の自転車だからね」
 最初はなにを言ってるのか判らなかった。
 その子にマンションの駐輪場へ連れて行かれ、意味がやっと判りました。

 そこにあるのはどう考えても私がピンクの女の子らしい自転車の代わりに手に入れた白地に黒い星の自転車だったからです。

 4、5つも上の子だから、何も言えなくてその場は帰ったんですが、家に帰って母に言ったんですね。

 母もそれはおかしい抗議に行こうみたいな話をしていたら、さっきの子とお母さんが訪ねてきました。
 「娘が申し訳ないことをしたそうで」
 と、自転車を返してくれました。

 あの自転車とはどれほど付き合ったのかな。
 今はもう覚えてないけど…人に気に入った自転車をとられ、また新しく見つけたらそれもとられ…。
 
 何であの子、わざわざ私にあんなこと言ったのかしら?言わなければ当分気づくことは無かっただろう。
 罪の意識ってことだったのかな。

 とにかく私の自転車選びは不思議な運命を辿った。あれ以来自分専用の自転車はもったことがない。





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アボカドにはわさび醤油

2010-07-08 13:00:00 | 日記風
 この間からアボカドとメロンのジュースに挑戦しています。

 量が全てアバウトなのがいけないのが、どう考えても美味しくない。

 アボカドが味がないんですね。
 ないって言うかあるけど、とても濃いねっとりとした…なんて言っていいか判らないけど単調な味なんですね。

 どうしてもこのジュースは美味しいと思えない。
 ということで、普通にわさび醤油で食べてみました。

 これが美味しいの。
 何でこんなに美味しいのだろうってくらい、美味しい。

 子供の頃から食べなれていれば違うのかもしれませんが、やはり元々、アボカドの国の人と味覚が違うんでしょうね。

 ということで、これからはわさび醤油1本で行きます。
 もうジュースにはしない。

 ところで、読んだんですが、わさびって意外な効果があります。
 美白の効果があるそうです。

 かといって丸飲みできる代物じゃないからね~。
 ちょっとずつなるたけたくさんとって…つーんときても「美白だわ」と思えば女は我慢できますからね。




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どこでもコンビニ、でもこんな所まで?

2010-07-08 00:00:00 | 日記風
 今コンビニってどんな所にもあります。

 さすがに2、3メートルおきに無くてもいいだろうと思うけど。

 TVで放送してたんですが、病院、学校、自衛隊の中にもあるみたいですね。
 それぞれ、病院ならパジャマとか、スリッパとか、他じゃ扱ってないなみたいなものも扱ってるんでしょう。

 驚いたのが埠頭とかあるじゃないですか。
 工場や倉庫ばっかしのそこにもコンビ二ってあるんです。
 そこで働く人用にでしょう。
 もう、ウハウハですよね。
 競争店ないし、倉庫の外へ出るだけでも何十分とかかるから、仕事の合間ならそこしか絶対いけないもん。

 でもコンビニで働く人はどういう気分なんでしょうね?
 社員で回された方はしょうがないにしても、アルバイトで入る人はどんな感じなんだろう?
 近くの駅へ行くのだって20分近くかかるんですよ。これは倉庫内を出る時間を含んでません。
 だから専用のシャトルバスで出入りしてるらしいんですけど、バスなんて1時間1、2本の世界ですからね。

 都会の孤島そのものです。

 もう1つ不思議なのは、火葬場にあるコンビニ…雑貨屋さんの印象が強いのかもしれないけど、やっぱり、あ、忘れたって物を…当日絶対いるものを買えたりするのかしら。

 あれも社員なら指令で飛ぶだけだけど、アルバイトで入ると言うのはどういう気持ちでしょう…。実際アルバイト募集の広告を見ましたからね。
 
 毎日煙が上がっていく。

 あれは…。

 慣れ、なんでしょうか。

 便利だしあってくれた方が嬉しいけど、働く人は、あまり極端な場所だと商品構成もまるで違うだろうし…、大変じゃないのかな。

 それともその一風変わった独特の世界観が楽しいのだろうか?





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