人は食料と言う具体的なものを食べて栄養を得ている。
でもそれだけじゃないと思うことがある。
心理学の本にどんなに料理を作っても
(あー、面倒くさい)
(こんなことしたくない)
そう思いながら料理をする。
その日のいやなことを考えたりして、イライラしながら料理すると自然と料理にもその重いが入り込み、栄養を与えてるつもりが、イライラした心が毒を与えることになる。
そんな文章を見たことがあります。
小学生の頃ですが、家の母は時たま、ある料理に凝ります。
そればかり作り続けます。
それはいいんです。
でもある時どうしても気持ち悪くて母の作る海苔巻きだけは食べられなくなったことがあります。
味がそんなに酷かったんでしょうか?
吐くくらいダメになりました。
そしてやがて、海苔巻き自体が、母が作ったもの以外もまるで口にできなくなりました。
今はもう平気になったんですが、あの頃、一体なにがあったんでしょう。
一時、母は仕事でイライラとしていた時がありました。
その頃と重なるのかどうか、もう深い記憶はありません。
でもあの拒絶反応は突然起こり、とても不思議でした。
何か関係があったのだろうかと思います。
仕事をしていればいろいろあるし、その上子どもを育てるということは並大抵のことではない。それは大人になるにつけ判るようにはなってきてます。
けれど親の作る料理と言うのは栄養補給という意味以外にも違う要素があるのかもしれません。
『まやかし嬢』
紀伊國屋書店bookwebよりご購入いただけます。
↓
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4779004608.html
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心理学の本にどんなに料理を作っても
(あー、面倒くさい)
(こんなことしたくない)
そう思いながら料理をする。
その日のいやなことを考えたりして、イライラしながら料理すると自然と料理にもその重いが入り込み、栄養を与えてるつもりが、イライラした心が毒を与えることになる。
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小学生の頃ですが、家の母は時たま、ある料理に凝ります。
そればかり作り続けます。
それはいいんです。
でもある時どうしても気持ち悪くて母の作る海苔巻きだけは食べられなくなったことがあります。
味がそんなに酷かったんでしょうか?
吐くくらいダメになりました。
そしてやがて、海苔巻き自体が、母が作ったもの以外もまるで口にできなくなりました。
今はもう平気になったんですが、あの頃、一体なにがあったんでしょう。
一時、母は仕事でイライラとしていた時がありました。
その頃と重なるのかどうか、もう深い記憶はありません。
でもあの拒絶反応は突然起こり、とても不思議でした。
何か関係があったのだろうかと思います。
仕事をしていればいろいろあるし、その上子どもを育てるということは並大抵のことではない。それは大人になるにつけ判るようにはなってきてます。
けれど親の作る料理と言うのは栄養補給という意味以外にも違う要素があるのかもしれません。
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