好評のうちに後半戦を迎えている紀伊国屋書店のKINOビジョンフェアです。
ありがとうございます。
あなたが支えている、この好評なのです。
本を読むとき裏を見ていただくと判るんですが、初版、2刷、3刷と書いてあるんですね。
この数が多いほど刷った数の多い本ということです。
どれでもいいんだけどね、でも初版というのは特別で、もし、さる作家が将来大物になったりするじゃない。そのとき、その作家のなにかの本の初版を持っているというのは、値打ちのあることだったりする。
私はそんなにこだわりませんが、収集家というか、超のつくファンになると同じ本を何冊も持っていたりします。
つまり、初版、2刷、3刷……その順番に買いそろえるということです。
これはよほどのファンか収集家じゃないとしないと思う。
私もしない(笑)
でも初版を手に入れたときはなんだかにんやりしてしまう。
だって、その作家の初版を持っているということはとても光栄なことなんだよ。
何が光栄って、将来その作家がバカ売れしたようなとき、初版本というのはものをいいます。
高く売れるかもしれない。それだけのお宝になる価値を秘めているということです。
もちろん、本当のファンや収集家は、そういう理由で集めてませんけどね。
どちらにしろ、作家にとっては2刷、3刷……続くというのはとてもうれしいことに違いない。ファンにとってもそうだと思う。
さすがに27刷とかなってると……この人凄いな。
そこへ行きつく前のもっと早く刷った本が欲しかったと思います。
初版、2刷、3刷……といくと、微妙に話の言葉のニュアンスが違っている場合があります。誤字脱字を直すだけのこともあれば、この表現は違うと作者が思った時、刷り直すのをきっかけに直す。
通はここにも目を光らせます。そしてそれを見つけて作者の意図を読み取ろうとします。
なかなかそれはやりません。それをする人こそ収集家ってやつでしょう。
収集家にならなくてもいいけど、初版は価値があるのです。もちろんそこから先の本もより磨かれた素敵なものになるけど、初版、は特別な意味を持ちます。これはどの本でもいえることだと思います。
今、私はこの初版状態です。
この初版状態の私の本が、今、手に入りにくくなっている。
だから紀伊国屋書店さんのフェアで手に入れていただきたいと思っちゃうのよ。
探して、そして買って、そして手元に置いておいて。
初版がなくならない前に。
今日をいれあと2日。頑張って紀伊国屋書店の店頭で「まやかし嬢」はみなさんを全力でお待ちしております。
あなたのところへもらわれていけるように……。
そして!
近々、お知らせ第2弾がベールを脱ぐ……。
『まやかし嬢』
オンライン書店 ビーケーワンよりご購入いただけます
↓
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紀伊国屋書店で「まやかし嬢」がお待ちしてます。
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