お父さんは淡々、子どもは泣きわめく。朝の保育園の風景に思うこと

　待ち合わせ場所のそばに保育園がありました。
　相手が来るまで待つ間、１人のお父さんが子どもを抱えて保育園の中へ入って行きました。

　３歳くらいの子なのかな。もしかするともっと幼いのかもしれない。
　お父さんんは慣れた感じで保育園の門をくぐります。
　いいお父さんですね。子どもを預けに行ってくれる。お母さんは楽だと思います。

　保育園の前にいたのと、ドアが開いていたのでなんとなく会話が聞こえました。
　「お久しぶり」
　保育士さんが言いました。
　子どもが預けられると判った時、突然激しい声で泣き出しました。
　保育士さんの言葉から察するに毎日預けられているわけではなく、お父さんも仕事でお母さんもパートなどでお出かけのときだけ預けられているお子さんのようです。

　お父さんだから淡々と預けて去りました。
　お父さんだからかな。

　これがお母さんだと、あんなに泣きわめかられたら後ろ髪を髪をひかれる思いです。お母さんの方が例え急いでいても立ち去れません。

　家の母もよく言ってました。出かけに子どもに泣かれると、後ろ髪をひかれ行くのがためられわれる。
　
　でも私を置いて行きましたけどね。

　お父さんだと割り切れるんですね。

　お父さんが足早に立ち去った後、私はまだ相手を待っていてそこにいましたから中から子どもが泣きわめき続ける声が聞こえます。

　子どもにしたら、つらいんだろうな。泣くことでしか自己主張ができないんだろうな。

　聞いてるこっちのほうがつらい。

　置いて仕事へいく親もまたつらいのかもしれないけど。

　
　この間、タクシーに乗ってるとき運転手さんに聞きました。

　夜の８時頃、子どもを連れて乗り込むお母さんがいるそうなんですね。
　シングルマザーで働いているようです。
　昼はＯＬか何かの仕事をこなし、それでも足らないから、夜も子どもを預けて働きに出る。

　「子どもは慣れたもんでけろっとしているよ」
　と、運転手さんは言っていました。
　「でもね、夜中の３時頃、眠っている子を無理やり起こして連れて帰るのは、可哀想だね」
　夜中の３時に帰るなんて…。
　そんな時間まで働くお母さんも大変だろうけど、そんな時間に連れて帰られる子どもも大変です。

　体内リズムがめちゃくちゃになっちゃうだろう。

　最近、朝、昼、晩、夜、深夜４つのバイトを掛け持ちしてやっと普通の暮らしができる若い人がいると聞き、それにもびっくりしました。

　そんなに大変なの？もう少し上手い世の中のわたり方があるような気もするよ。

　預けられる子どもも若者も、お母さんもみんなそれぞれ大変ですね。





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チャリロトで９億円？

　ニュース見てたらやってたんです。

　平塚の競輪場でチャリロトで９億円を一瞬にして儲けた人がいるって話です。
　チャリロトってあんまり判りません。ロトシックスと同じように数字を揃えてそれが当たると出るみたいですよ。
　でもインターネットからしか申し込みができず、数字もコンピューターが自動的に選ぶらしい。

　それで当たっちゃった。

　２００円分購入して一瞬で９億が儲かった。

　一昨年から当たりが出てなかったんですって、だからそれが積もり積もって今回の競輪でちょうど９億円を越えた。
　そこで当たりが出た。

　凄い。
　
　狙って当てたのかしら。

　たまたま当たったのかしら？

　だったら本人もびっくりよね。

　山口県在住の人が当てたらしいですよ。インターネットから申し込むのでどこからでもＯＫなんですね。
　
　さらに凄いと思うのが、これは当たったと同時に口座に振り込まれるそうです。競馬もうそうですが、当たるとその場ででしょ。そこら辺、当選日を待って、当たったら引き取りにいく宝くじと違うのね。

　けれど、残念なことにというか、チャリロトは課税対象になってるそうですから、２億は国が持っていきます。だから当選者の手に渡るのは７億円（端数は忘れました）だそうです。

　２億削られるのは残念でしょうか？
　ちょっと冷静になれることでしょうか？

　当たったことないので、判らないわ。

　突然大金を手にして、その一瞬は嬉しいけど、これから先、当たってよかったと思うのか、当たらなきゃよかったと思うのか。
　当選者の運命はどっちに転んで行くんでしょうか？



　……どちらにしろ、人ごとです。






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つかこうへい全集がでます

　私も先週の週刊文春を読んで初めて知ったのですが、つかこうへい先生の、戯曲、小説、エッセイをまとめた全集がでるそうです。
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　こちらから通信販売もしてるそうですし、一部はジュンク堂でも扱っているようです。
　ご興味のある方は覗いてみてください。

　でも３０巻で完結するそうですからやはりすごい数ですね。
　また、それだけのものをまとめるのは大変だったと思います。


　劇団の役者で行う公演も間近に迫っています。「飛龍伝」安保の時代に学生運動の筆頭に立つ委員長・神林美智子とそれを阻止するためにデモの現場に出かけていく機動隊員・山崎一平の敵同士にある２人の悲恋の物語です。

　凄い簡単に説明してますね。

　Ａチーム、Ｂチームと２つに別れ、それぞれメインの役を違う役者が演じます。両方ご覧になると１粒で２度美味しいってことになりますよ。
　１１月２日～６日いよいよ東京都北区にある北とぴあ・つつじホールで幕があります。チケットもどんどん売れているようです。

　ご興味のある方はぜひ下記の北区つかこうへい劇団のＨＰをご覧ください。

　http://www.tsuka.co.jp/index.html



　全集が出るのも、公演があるのもとても楽しみで嬉しいですが、それでもやはりどうしようもないこの悲しみはなんだろうと思います。

　偉大な方のことほど、そんなに簡単に心の整理がつくもんじゃありません。
　

　それでも頑張る。明日を信じる。

　私たちはそういうことを教えていただいていたのです。






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　　↑ここからでもつか先生の本の検索がかけられます。　

迷子の犬は警察署で子犬を産んだ？

　なんていいっていいか判らないニュースを見つけました。

　
　大阪の天王寺署に迷い犬として犬が保護されていたらしんですよ。それはよくある話ですね。
　けど、その犬が警察署で子犬を産んだ。

　これは珍しい。
　妊婦犬だったんですね。

　人なつこいところから飼い犬とみられていますが、まだ飼い主は見つかっていないそうです。

　犬とはいえ妊婦の身の上でたった１人は心細かったんじゃないかな。
　保護されてよかったね。

　今、引き取り手を探してるそうです。

　保護されて出産する犬、産まれた子犬。

　どんな人の所へ引き取られ、どんな運命を辿るのか実に気になるところです。




　




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ありがとうございました、フェア終了です

　雨が降ってどうなるか心配したんですが、無事終了したようです。
　私は何もしてないので、何も聞いてないから、したんだろうな、と思っています。

　少しだらっと過ごしたいです。

　それくらい緊張の連続でした。

　な～んにもしていないんですけどね。

　気持ちの上でずっと全力疾走くらい大変でした。
　気持ちだけ（笑）

　本当にありがとうございました。

　また増刷も出ることですし、これからもこういうことがありましたら、ぜひよろしくお願いします。

　ぜひよろしくって何をって感じだけど、ぜひ、「まやかし嬢」をお買い求めください。






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