キスアンドクライ

2007-12-28 00:11:47 | 日記風
 フィギアスケートで採点を待ってる時、選手がいる場所のことを、そう言ってません?
 凄い的確に現わしている言葉だな。日本語風に言うと「笑いと涙」って感じでしょうか。
 いい点が出てキスが飛び交うか涙となるか。

 「笑いか涙の場」って言っちゃうとあんまりだって気がするけど。
 キスアンドクライと言えば、とても雰囲気です

 みんなが努力してるのに、結果は非情に出る。

 誰かが笑えば誰かが泣く。
 泣くのが嫌なら頑張れば?でも頑張っても頑張ってもそれ以上に頑張ってる人がどこかにいる。
 自分で凄い頑張ったつもりで、もっと頑張った人がいる。
 だから負けた・・・。んだと思うと、じゃどれだけ頑張ればいいんだ?
 おおよそ競技なんてその「どれだけ」を競い合う場。

 運を味方につける。でもその運て奴が1番の敵に回ってるんじゃないかと疑わしい。
 頑張れば頑張るほど、問題が出てきて、何故!?と天を仰ぎたくなるようなことはしょっちゅう。
 
 精神が鍵ってある。
 欲しい欲しいと思えば思うほど恐怖が心に巣食って、結局足元をすくわれる。
 
 無欲の勝利って言うのは、本当に何も知らない子供の頃にひょいとやれちゃうものだろう。頑張って欲しいと思えば、みんな無欲とは無縁な大欲の国から来た人になっちゃうから。

 誰かが笑えば誰かが泣く。笑える人になりたいけど、そうなった限りはその影で泣いてる人の気持ちを考えるだけの人でありたい。
 そうでなければ、笑える人になっちゃいけないとさえ、思う。

 年取ったってことかな。

 必ず誰かの涙なくしては今の勝者の笑顔はない・・・。

 私は笑顔の、キスの方の人じゃないけどね。

 連日ハリーポッターを読んでます
 
 逆に現実に立ち返ってる気がする。
 ミステリーだと、現実より、より強い現実(殺人とか強盗とか)に出会うから逆に本物の現実に構えが出る。でも土台がファンタジーでそこで巻き起こる人間劇(魔法使いの物語だけど)だと思うと、ナチュラルにとらえられる。
 
 明日辺りは読み終わることでしょう。そしたら私の現実に帰還します

 そして私のキスアンドクライの場へ・・・。

ひとり惨事

2007-12-27 19:32:23 | 日記風
 ふと手が滑ったら、皿を落とした。
 朝早くから、何をやっているのか・・・。

 ぐわっしゃんーと、ものの見事とに粉々に砕け散った。
 あらら。 朝食が丸々ダメになったって言うのもあるけど。
 どうせ食欲なんかなかったし。
 それより何か、この時間から粉々に砕け散った皿の後片付けの方がたまらない。

 そっちの方が余程憂鬱だ

 ここで欠片が残っていた為に、裸足で踏んで怪我をすると言う二次災害が起きてもつまらない。
 
 しかし、ここまで来ると、壮観。

 皿が割れたと悲惨になっているより、皿を割ってやったっていうストレス解消じゃないのかな。

 そうだよな。割れちゃったものはどうにもならないし。全てのものはいつかは壊れるものだし。だったら、新しいお皿が買えるって方に考え方のシフトを切り替えた方が楽しいのか

 ってことで、朝からストレス解消さっ
 と気分を変えたけど。
 
 でも破片が2部屋に飛び散ってたのには驚いたさ

 やっぱり、こりゃストレス解消さ ここまで派手になんてそうそうできないよ

 年末って、1つの始末をつけないといけない気持ちがなんかせわしなくさせるんだろうね。
 大体えっーって事態が起きる。

 この暮れは、皿が割れる率が目茶苦茶高い
 厄落としだと思えば、安いもんさっ

魔法の国へようこそ

2007-12-27 00:11:22 | 日記風
 魔法の国への入り口のようじゃないですか?
 階段の上には本当は 馬の像があるんですが、見えにくいですね。

 今、「ハリー・ポッターと賢者の石」を読んでいます。
 映画では観たことあったんですが、改めて小説として読むと、ああ、こういうんだったんだなって。
 ゆっくり読んでいますので、今、やっと半分くらい。急がず読んでいきます

 しかしファンタジーですね

 最近、リアルな現実的な話ばかりを読んでいましたので、ずい分気持ちが変ります。
 これは大変貴重な感情の変化です。

 作者、J.K.ローリングの著者紹介で、シングルマザーとなり生活保護を受けながら書いたのがこれだとありますので、つい思ってしまうのですが。
 
 人はとことんまで追い込まれて初めて出せる力ってあると思う。
 この方も、ここで踏ん張らないとと出した力があったんじゃないかな。

 内容がファンタジーだと言うのもあるけど、今の自分で何が書けるだろう、そう思った時、わが子に語って聞かせる・・・そんな気持ちが彼女にこれを書かせたのかも。
 
 それも立派な魔法の力って気がする。
 生き抜いていく為の、わが子を守る為の。自分の夢を叶える為の。

 なんて思っておりますが、真実は判りません。

 戯曲塾がなんとなく懐かしかったりもする。
 こちらも冬休みです

 私も今どうしても欲しいものがあります。
 
 どうしても欲しいと言い切れないのがいけないのか、身体の中でそれが蛇のようにどくろを巻いてています。それを取り出したいのに上手くできないせいか、それの全貌が掴みきれないせいか、苦しいみたい。
 それが何かって言えば、1つは次に書きたい物語の全貌って奴でしょ。
 他は・・・ 内緒 

 困ったもんだ。

きらめくような貪欲

2007-12-26 23:47:06 | 戯曲塾
 ある作家の創作過程に迫るドキュメントやっていた。

 あ、負けたわ。
 ほんの数分見ただけで、そう思っちゃった。

 多分、物語を作ってやろうという貪欲さ。そんな所で、完璧負けてる気がした。

 困ったもんだ。

 まず、絶対書き抜いてやるっ!と思わないとダメだな。

 前に戯曲塾の人に作品を見せたことがある。その時、私の作品を好きだよと仰っていただいた。
 しかしそれに返す言葉が「私は、(その作品)嫌い」
 困ったもんだ。
 ひねくれっ子参上!って感じだ。

 自分できちんとできたって思ってない話についてはそう思ってしまう。
 出来損ないでも、自分の書いたものは大切だけど、ダメだ、私ってこれだけにしかしてあげられなかったって、気後れは付きまとう。

 それが、表現しようとすると「私、嫌い」となる訳だ。
 お世辞かも知れないし、単純に「うれしー」ってなりゃいいんだよな。
 そういうの、1つ1つがいつか私を助けるかも知れないし。

 ありがとうって。
 そう言ってもらえて、それを素直に受ければいいのに。

 相変わらずのばかだな。
 
 嬉しーってなる話を書く。そのことが何より先決。
 だってここで止まってりゃいいことでもないし、やはり誰も何も言ってくれないことより数倍素敵だし。

 きらめくような貪欲を持って、これ以上を目指さないとね。

この愛の物語

2007-12-26 00:01:36 | 日記風
 作・つかこうへいです。

  男女の愛とそれを越える カースタントマン の友情を書いた作品です。

 ふれこみによると「蒲田行進曲」以来初の長編書き下ろしらしいです。(昭和60年文庫本初版)

 うん。そんな感じ。活動屋の。と言うより、カーキチ(メカ狂い?)、スタントに命を賭けてた奴等の物語。

 でもつかさんだなって最初から普通に引き込まれた。

 多分、微かな記憶を引き寄せると、映画化もされた気がするな。

 戯曲になってるものは読んでるんですが、意外と小説版のものって読んでいない。
 
 なんて言うんだろ・・・。優しい。
 この話が、だけじゃなく、他のものも含めて、この根底に流れる人に対する優しさというのは、なんだろうと思う。

 優しいと言うことは、そうじゃないことを知っているから。逆説的にとらえるとそういうことになる。
 
 生半可な優しさならいらない。見返りを求める優しさもいらない。
 どこか相手が押し付けがましさを感じるから。そういうものは感謝されない。

 私の優しさって奴も本当に人に通じてない。
 押し付けがましさを感じてるからかも知れない。

 生半可な奴ってのは困ったもんだ。

 なんなんだろうな・・・私って奴は。ふと答えを見つけきれない、見つけられない、もどかしさ。

 でも、愛するか。誰かを徹底的に愛するか。それが出来ればそれだけで、人生全てが変る気がするな。
 
 それが簡単にできないから、人は苦しむんだけど。

 裏切られても信じ抜く。愛されなくても愛し抜く。
 言葉で言えば簡単でもなんて難しいことなんだろう。

 難しいからこそ、そこに対する憧れは募るのだろう。

 考えても考えてもどうにももどかしい、私だけがいる。

 

1年後のリアル

2007-12-25 22:01:29 | 日記風
 今年は何かの答えを求めていた。
 それがなんだったのか・・・。 

 1年間かかって「らしい」答えが出たかも。
  
 あくまで「らしき」ものが見つかっただけで、具体的に現実がどうこう変る訳じゃない。

 そこが微妙だわね。
 「らしき」もものなんて、いつも陰に隠れている。
 本音とか、真実とか。いかにそれを見つけられるか。いかにそれを受け入れられるか。
 そんなところが現実って奴なんだろうなぁ。
 
 それでも振り返れば、大きな親鳥の羽根の中、守られていたんだなぁって思う。
  
 取り合えず、残りの日々を楽しんでいこう

探しものはなんですか?

2007-12-25 13:05:15 | 日記風
 なにやら良い目覚めです
 クリスマス関係の写真をアップできるのも今日までですな~
 
 古本屋に行くのが趣味となっております。
 
 要らない  本があったら売ってくださいと言われましたが、
 「絶対売りません」
 と心の中で即答しました。

 私の中では売るものじゃないと・・・。

 先のことは判らんが・・・。

 家で探してたんだけど、見つからない本を、古本屋さんで買ってきました
 探すより買った方が早い

 買えるものなら買ってしまった方が早いのである。

 でも、本当に手に入れたいものって買えないものだったりするんだよね。

 あなたの探しものはなんですか?
 私は来年は見つけられるといいなって

ゴールデンタイム

2007-12-25 00:31:52 | 日記風
 やった~。読んだ!
 って感じ

 これは「続・嫌われ松子の一生(作・山田宗樹)」の話です。
 主人公は彼女の甥・笙へと移っています。

 去年の今くらいからかな~。存在は知ってたんだ。でも「読みたい~」と思ったままで来ちゃった。

 去年の段階で、笙が、舞台演劇に惹かれていく話らしいって、粗筋は見て知っていて、それで余計読みたい~、と思った。

 嫌われ松子と言えば、映画でもヒットし、ドラマにもなったからおおよその内容は知られていると思います。
 かつて教師をしていた松子が、風俗嬢にまで落ちて最期は惨殺体で発見される。笙はそうなって初めて伯母の存在を知り、伯母の人生を辿っていく・・・という役割を「嫌われ松子の一生」の中で担っています。

 だから、思っちゃたんだ。
 
 そういう劇的な人生を知ると、人は演劇と言う虚構の世界を求めたくなってくるのかなって。

 笙はどちらかと言えば巻き込まれ型で、芝居の世界に魅せられていく。
 かつて伯母の死を共に見た元恋人は医学の道を志し・・・と、それぞれの青春を描く形で話は進行していきます。

 芝居の世界って客観的に見ると・・・不思議な世界ですね。
 そうなのか・・・とか、人ごとのように思ってますけど。

 
 
 「死」とはなんなのか。そんなことを考えているせいか、そういう言葉がどうしても入ってきてしまうようですね。
 あえて、言えば、どの物語の中で語られても「死」は感情論の世界でしかないので、私の求めている答えとは違うなと、それだけは判るようになってきました。

 私が、どんな答えを求めているか、それはいずれの作品の中で・・・とさせていただきます。

 来週は、ハリーポッターシリーズでも読破してみたい気分です 

あなた好みの女になりたいの?

2007-12-24 17:26:58 | 日記風
 本日は窓拭きやりましたよ~。家中の窓磨きましたよ。

 え、それ拭いたっていうの?撫でたって言うんじゃないの?
 
 という、全国の主婦からの鋭いツッコミが入りそうな掃除の仕方で窓、玄関と拭いてまいりました。

 風水で、汚れた窓や玄関から幸運は入らないって言うからさっ。方角とかあるかもしれないけどそれは調べてられないからさっ。取り合えず拭いたさっ。

 手の届く所だけ。・・・だって、私が窓から落ちたら嫌じゃん。
 その辺にあるものに引っ掛かり、思わずすっ転びそうになりながら、おっとととと思わず踊りながらかわし。拭いたのさっ。
 (どういう家だ?)

 これで後、軽くWC掃除をして、さようなら~~、2007年!
 「・・・あんたね・・・」
 ごめんね~、おかあたま~。粗忽で。
 
 炊事をしてくれる嫁さんが欲しいなど仰る方もいらっしゃいますが、女ならできるというものではありません。
 
 私は外れです。

 基本的に埃が貯まっていくのを見ても、掃除しなきゃという要求にかられるよりも。
 「埃ってこうして蓄積していくもんだね~」と観察するタイプです。

 そうだな~。できれば、「お前なんで掃除できないんだよ」と旦那様になられる方に怒られても「じゃ、俺がするからいいよっ」とキレてくれたらラッキーだな。

 アバウトな血筋ですから。出来ないことをさせるより、できる人がやった方がいいと思います。
 
 合理的?
 
 ・・・あ、全国の主婦から鋭いツッコミが・・・。だから主婦になれない・・・。
 
 仰るとおり!

 でも誰かの為に何かできるって・・・素敵なことだよねっ
 
 じゃ、やれよってことか!

頭痛で、わんこの物語

2007-12-24 12:10:56 | 日記風
 『ぼく、今日は誰にも負けなかったよ』

 夢を見たんだ。その日私は前日から頭痛がしてて。夢の中でも頭痛がしてて、家族に頭が痛いから起きられないんだよって、説明してるその足元で。
 
 何故か新米わんこの成長物語みたいなのが展開してるのです。
 警察犬か何か、そういう人を助けるものとして成長していってる・・・そんな光景が繰り広げられてるの。

 その夢の中で印象に残った台詞がそれ。
 わんこが言うの。
 『ぼく、今日は誰にも負けなかったよ』
 そりゃそりゃ凄いじゃないか。
 でも続くわんこの台詞が凄い。
 『だって誰とも競争しなかったもん』

 おいおい、それはどういう負けなかっただ?誰かと競争しなきゃ負けないのは当たり前だろ。
 
 どういう訓練してんの?あんた。

 わんこはそれでも一人前に成長していったらしいよ。
 ここらは夢の中の出来事でうろ覚えだけど。

 けどその台詞だけ妙に印象に残ってて。何か意味があるのかなぁと深読みしてしまうのです。

 そーなのよ。最近何かと戦ってるらしい私 でもそれって別に相手あっての戦いって言うんじゃなくて、あえて言うなら自分の中での戦い。

 誰と競争してる訳じゃなければ、負ける訳もないよね。
 私か、私自身に負ける勝は・・・あるか。

 どうせなら、外に向かって戦いを挑んでいけよって意味かなって思った。

 それより、何故、夢の中で頭痛がしてるんだ? 結局現実世界においても2日越しの頭痛だった。今はもう治りましたけどね。

 さあ、これから窓拭きでもしようかな・・・って
 クリスマス・イヴですけど