
大阪水曜ほっと集談会一世です。
今日のタイトルは樹木希林さんの言葉よりいただきました。
現在日本においてシニア世代がバリバリ元気なのは喜ばしいことですが反面気になることもあります
私も シニア世代 なのであえて言わせていただきます。
ずばり老害についてです。
初めに樹木希林さんの言葉を紹介します 。
※世の中をダメにするのは老人の跋扈(ばっこ) 時が来たら 誇りを持って 脇にどくの。
跋扈とは、わがもの顔に振る舞うこと、勝手気ままに振る舞うこと、のさばりはびこることだそうです。
樹木希林さん一流の辛辣な表現ですね。
時間ができて体力もある、そのようなシニア世代に共通して言えることがあります 。
それはまだまだ 自分はやれるという悪い意味での自信です。
職場でも自助グループでも趣味の会でも共通して言えるのは着地の仕方の難しさです。
企業の場合は、人件費の高騰や業績悪化という見える形でのリスクが伴いますので能力のいかんにかかわらずある一定の年齢で淘汰されます。
さて自助グループの場合はいかがでしょうか ?
〇〇委員などの役割名称は更新が何度でも可能で任期が曖昧です。
結果として名前だけの幽霊委員の存在もあります。
失礼ながら過去の成功体験を盾に頑張れば頑張るほど 組織を悪くしてしまいます。
職場においても自助グループ内においても私は誇りをもって脇にどきたい。
そのタイミングを誤らないようにしたいと思います。
逆説になりますが、私はシニアはシニアで集まるというのも嫌です。
若い人もいたりシニア世代もいたり子供がいたりそんな光景が私には自然に映ります。
今日はこれから5歳の孫と地元の小学生を対象にした地域活動に世話人として参加します。
昔ながらの紙芝居や絵本の読み聞かせ、ビンゴゲームなどがあります。
老いと言うには早すぎますが 老化を受け入れることを学んだのも森田療法のおかげだと思っています。
多様性とはと、難しく考える必要はありません。
リスペクト(尊敬)する気持ちをもって接っすれば世代を超えて伝わることは伝わると思う一世です。
今日の心に響く言葉
※こころのこうべをたれて相手に接すると、案外通じるものだなって。
2023.3.28 一世
※樹木希林氏著「樹木希林120の遺言」宝島社より一部抜粋
