
大阪水曜ほっと集談会一世です。
昨日仕事帰りにスーパーに立ち寄った。
小学校低学年くらいの男の子が一円玉を拾った。
お母さんにどうしようかと尋ねているらしい。
するとお母さんがどうやらお店の人に渡しなさいと言われているようだ。
男の子がレジ係の女性に一円玉を渡した。
何げない光景であったが、日本人の持っている美徳はこうして幼い頃から育まれるのだろうと思うと誇らしいと同時に複雑であった。
反面私たちが日々当たり前のように振る舞う道徳的で、
自分より他者を優先する美徳といわれる行為が、広場恐怖や強迫観念を生みやすいのではないか?
これらは外国人には不思議に映るらしい。
救急車に道を譲ったり、駅のプラットホームでは降りる人が完全に降りてから、乗車する。
落し物は、警察やサービスカウンターに届ける。
これらは普段私たちが何気なく目にする光景である。
しかしながら時に親子の愛情が干渉や束縛を生むように、
美徳とされることにこだわり、苦しむ人達がいる。
その名を神経質者と呼ぶ!
彼らは自分をこう追い詰める。
嘘をついてはならない、正直であらねばならない。
いつも笑顔で、人を憎んではならない。
常に相手や全体のことを気にするあまり、自分の感情に蓋をしたりいつも組織の中で損ばかりするような、生き方どうだろうか?
神経質者はもっと自分ファーストで生きてもよいのではないだろうか?
2024/10/25 一世