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大阪水曜ほっと集談会一世です。
本日のタイトルは「そのままのあなたですべてよし」-私の森田人間学-よりいただきました。
以前にも紹介しましたがそこにはこのようにか書かれています。
※「仕事本位・ 目的本位・人のために尽くす」 これをモットーに実生活を続けてみたが何だか疲れてとらわれもひどくなってきた。
このように実践という概念に振り回されて立ち往生しているそういう状態を私はひそかにこう呼んでいる。
実践症候群(シンドローム)!※
このように実践という概念に振り回されて立ち往生しているそういう状態を私はひそかにこう呼んでいる。
実践症候群(シンドローム)!※
なんだか最近疲れやすい、人間関係がギスギスした、仕事の連携がうまくいかない、家族から反発を受けると感じた時には、必ずこの実践症候群という言葉を思い出すようにしています。
自分のペースで行動をしすぎていることにブレーキをかけるためです。
神経質者は様々なことに気が付き確かに向上心が強いため、どうしてもやりすぎる傾向があります。
疲れたら休むことは自然です。
世間の一部の人々は疲れてないのに休みます。(笑)
疲れていることすら自覚できないことが問題だと思うのです。
森田療法が様々なメディア・ネット上で取り上げられることをうれしく思いながらもある種の違和感も感じている私です。
それは実践や恐怖突入が森田の神髄のように誤解され独り歩きすることの危うさです。
さらにその目的を仕事や家事や育児にすり替えて自分や周りを叱咤激励してしまうことの誤りです。
知らず知らずの内に行動過剰で周りと自分とのバランスが崩れている状態を見事に表現されたのがこの実践症候群(シンドローム)だと思う一世です。
2023.7.8 一世