「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

3月19日(水)14時~・3月18日(火)20時~(ZOOM)にてリモート集談会を開催します

森田と品格!

2023年03月24日 12時33分32秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

最近品格という言葉について考えることがあります。

森田療法を学ぶことで品格が身につくと思う私です。

品性に乏しい私が投稿するのも不適切ですが 。(笑)

企業を含む 一般社会では、ほとんど品格のある人とは出会えませんでした。

損得やいかにしてサボルかに長けた天才的な人には随分出会いましたが。(悲)

しかし 生活の発見会を含む自助グループや奉仕団体ではそのような方と多く出会わせていただきました。

さて品格の対極にあるのが我執というものでしょうか?

とらわれの最中の私は、命汚い人間であったと思う。

自分が自分がと自分の命や心が最優先で、家族や職場など自分の周りが全く見えていなかった。

命汚いとは同世代の精神科医和田秀樹さんから学んだ言葉で、金に汚いの類語です。

私なりの解釈ですが品格とは外界の事実及び自分を深くを知ることによってもたらされるとても高度な感覚だと思います。

今回の WBC 侍ジャパンの振る舞いについてもある種の品格を感じました。

年齢が若くても品格を持っている人もあれば老年期においてもなお我執にとらわれ続ける人もあります。

貧乏人のおまえが言うなと言われそうですが、人は社会的な地位や富を得るほど品格が身に付くことが望ましい。

ということで極めて品格のないブログになってしまいました。

今日の心に響く言葉

気づきをしないともったいないじゃない!

せっかく大変な思いをするのにそれを「こんな風になってしまって」と愚痴にしていたら自分にとって損ですから。

※「樹木希林氏著 宝島社 120の遺言より抜粋」


2023.3.24 心の大富豪だが生活は貧乏な一世









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森田は正しい、森田理論を武器にする奴は正しくない!

2023年03月23日 05時40分07秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

昨日の WBC 侍ジャパン最高でしたね。

優勝により日本中が歓喜して元気をいっぱいいただきました。

特に MVP の大谷翔平選手からは少年野球そのままに、野球が大好きで仕方がないというオーラを感じました。

一流のレベルに到達した人達は、一定の礼儀と相手をリスペクトするマナーを守っています。

さて独断と偏見てんこ盛りのこのブログです。

本日は、元気を与えてくれる人と元気を奪う人についての話です。

社会には、何かに付けて批判して元気を奪う人がいます。

これは自助グループにおいても残念ですが、稀に存在します。

今から述べることは、あってはならない話ですが事実です。

勇気を持って自己紹介で話した内容や体験発表について価値判断をする人があります。

また何らかの理由で会を退会した人や集談会を離脱した人が、正当性を主張するあまり 無自覚に誹謗中傷をしてしまうことです。

また自助グループでの役割名称を盾に一般社会の上下関係を持ち込んでしまう人もいます。

以前から何度も述べておりますが、私はベテラン会員という言葉が大嫌いです。

ベテラン会員同士が森田の解釈を巡って議論することもあります。

論外です。

自助グループとは議論をする場所ではありません。

私は私の所属している自助グループを愛するがゆえに綺麗事ばかりを言うつもりはありません。

私は森田療法の素晴らしさを認識してるつもりですが、森田理論を使って過剰に人を説得しようとしたり、正そうとしたりする人がいることが理解できません。

おそらく元々神経質ではない、もしくは加齢により自己内省性が欠如してしまったのではないかと思われます。

そのような人が自分は治ったと言われることは本当に勘違いも甚だしいです。

治ったのではなく厚かましくなっただけと言えるかもしれません。

今日は誤解を承知で日頃から感じていることを申し述べました。

それは、自分自身もまた無自覚に森田療法を押し付けていないかという反省と自覚を促すためです。

今日の森田博士の言葉

私はそれがいいか悪いかを問題にしているのではありません。

私はただ自分の心の事実を言っているのです。



2023.3.23   一世




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やってみないとわからない?

2023年03月22日 06時24分33秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

昨日は WBC 侍ジャパンを応援していました。

そして夜からは大阪水曜ほっとオンライン夜間懇親会でした。

心が通じ合う皆さんとの語らいはとても心を落ち着かせてくれました。

ところで本当に勝負事はやってみないとわからないですね。

WBC 侍ジャパンの、メキシコ戦は、白熱のシーソーゲームでしたがついに日本が勝ちきりました。

正直途中私も諦めかけましたが、最後の最後で素晴らしいサプライズが待っていました。

森田と重ねてしまい恐縮ですが、私自身17歳の時に森田療法に出会わせて頂き途中森田を離れようと思ったり、疑ったことも正直ありました。

しかしながら今心の底から思うことがあります。

森田の学びを継続して良かった、やはり森田は正しかった。

神経質者にとって森田はかけがえのない心の羅針盤なのです。

私達はどうしても頭や理屈で考えようとする観念的な傾向があります。

でも昨日の侍ジャパンのように何事もやってみないと分からないと思います。

今日の森田の言葉は、山中和己先生のそのままのあなたですべてよしより引用させていただきます。

※この世界には絶対的な基準とか固定的なものはありません。

心を含めて自然は矛盾に満ちています。

だからゆらぎもまた自然なのです。

言い換えれば臨機応変です。

自由自在とかの自由無碍ということを尊ぶのが森田の根本です。

いわゆる何ものにもとらわれない自由な心を育てていく。

これが森田の目指しているところとなります。



2023.3.22  一世

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どこまでも神経質にこだわる!

2023年03月20日 06時47分09秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

今日のタイトルは発見会顧問であられる山中和己氏の書かれた「そのままのあなたですべてよし」よりいただきました。

この「そのままのあなたですべてよし」には神経質者にとって宝石のような言葉が散りばめられています。

その一端を紹介したいと思います。

神経質者は理知的であり自己内省性に長けている、言い換えれば自己観察が鋭い性格と言える。

それゆえにひとたびとらわれ始めると不安や恐怖が雪だるま式に膨れ上がり生活そのものを脅かす場合もありますね。

僭越ですが、私が森田博士の神経質学説でもっとも注目するのは、初めから病気であるという認識を排除している点です。

治すのではなく、神経質性格のプラス面を活かしさらにこれを生の欲望という生きるエネルギーに転化させた点であると思います。

以下森田博士より、

神経質のとらわれは病気・異常ではない。

主観的なもの。

もともと健康人である。

これは主としてある特殊の気質の人に起こるもので私はこれを神経質と名付けて神経衰弱という病名を否定したのであります。

現代社会に生きる私たちにとって自然な感覚であるこの発想は森田博士の生きられた当時としては画期的でありました。

戦争が暗い影をおとし、現在のコロナよりも数段致死率の高かった腸チフスや赤痢に罹患されております。

不治の病といわれた結核も蔓延し、森田博士49歳の時には関東大震災があり、その禍中においても執筆活動を続けておられたと記されています。

どこまでも神経質にこだわり神経質学説を完成し、神経質者を救いたいという気迫を感じるのです。

またこのような時代であったからこそ※精神療法におけるパラダイムシフトが起こったといえるのかもしれません。

いづれにしても神経質性格に悩むすべての人々に森田療法が届くことをひたすら念じている私です。



2023.3.21 一世

※その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。
パラダイムチェンジともいう。

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正しい病院の掛かり方?

2023年03月19日 05時35分21秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

先日興味深い話を聴いた。

3年間通い続けて治らなかった耳鼻咽喉科での治療が口腔外科の医師によってたった一週間で完治したという話である。

耳鼻咽喉科の領域であると思っていたものが実は口腔外科の領域であったという事実である。

現在の医学はとても細分化されており特にこの日本においてはその専門性は世界有数の水準にある。

意外であるが、専門分野以外には無知である医師も存在する。

従ってこのように木を見て森を見ずというようなことが起こる悲劇もある。

現在の3時間待ってパソコンを見ながらの3分診療では患者の生活の背景まではわからない。

ゆえに血液検査などのデータで処理をすることになる。

私は医師に自分の体や心のことを全てわかってもらおうなどというのはある種の甘えかと思う。

最近集談会でも腰の痛みや首の痛みなど痛みに関するお話が出る。

今日ではペインクリニックなどもありその痛みに関して専門的に診てくれる医者もいるがまだまだ少ない。

これはあくまで私の体験によるものであるが神経質者の場合痛みの背景にメンタルの問題が絡んでいることも多いのでその部分だけを治療したとしても解決しないことがある。

いわゆる以前には仮面うつ病と呼ばれていた状態である。

シニア世代は薬や病院に行くことが大好きである。

しかしここで考えて欲しいのは私たちは自分の大切な体を人任せにしてしまってよいのかという疑問である。

もちろんかかりつけ医の指導アドバイスには基本従うべきだとは思うがやはりそこは人間のことで間違いや勉強不足などもある。

薬のことは薬剤師の方が詳しいこともある。

現実医師は不足しておりとても忙しい。

減薬やデーターに基づく治療方針ついて質問して、素人が何をいうかという不遜な態度を示す病院にはさっさと見切りをつけたい。

何よりも大切なことは、医師任せにしないで自分でも自分の心身の状態についてもっと勉強をする必要があるということである。

私は思う、内科・外科・精神科を問わず全ての医師に森田療法の素養があれば望ましい。

今日は少しはまともなことを書いたつもりである。



2023.3.19 一世

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