Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

レムデシビル認可

2020-05-04 | 想い・雑感
COVID19に対する治療薬として
レムデシビルが認可されるという
薬が無いとされる中一筋の光明となる

一方アビガンの方の認可には
まだ時間がかかるらしい
対照治験がなされていないが
ニュースで見る限り
早く医療現場でスムースに使用できるように
して欲しいと思う

ところでこの2剤の認可の時期に
どうして違いが出るのか教えて欲しい


アビガンは既にインフルエンザ薬として
承認されているのだから
副作用を持ちながらも安全性が担保されているはずだ

一方レムデシビルは国内治験などないはず
またアメリカからの発表では
多少病悩期間を短縮するが
死亡率に有意差なしとの報道がある

メディア上の情報を見ていると
医療機関への負荷を減らすには
アビガンを早期に投与して
重症化しそうなものにレムデシビル投与
というのが良さそうだが
違うのだろうか

かなり早い時期から
安倍さんはレムデシビルを口にしていたし
妙に政府の対応が早いのは
アメリカから何か言われているのでは?
と考えるのは穿ち過ぎだろうか



語学

2020-05-03 | 想い・雑感

世界で起きていることを知りたいと思ったとき

世界の様々なニュースソースから重要な情報を取り出して

日本語として発信してくれていることが多いので

私はずいぶん長いことそれに安住していたように思う

 

受験英語は得意だったので

研究のために留学した時もあまり困らなかった

学校英語は役に立たないと一面を語る人も多かったが

文法にのっとった文章を発信するためには

とても役に立った

 

留学から帰国後ずいぶん年月は流れ

英語ができるとはとても言えない状態となってしまった

それでもまあ旅行に行くぐらいはできるからよしとしていた

 

しかしコロナ感染症という世界規模の問題が起こり

その情報を集めようとしたとき

日本語の情報だけではすでにさまざまなフィルターがかかっており

一部の情報しか見ていないということがよくわかった

やはりせめて英語はある程度の単語力をもって理解できないといけない

と改めて反省している

 

Twitterでの一つのつぶやきに対して

真っ向勝負の議論がみられるのも

英語による発信の方が多いようで面白い

 

英語以外に欧州 ラテン系 中国系 中東系の言葉

などが理解できればさらに良いのかもしれないが

なかなか今更そこまでは手が回りそうにない

ただちょっと学んだドイツ語と近場の中国語くらいは覗いてみようかと思う

 

一方で日本人の思索の基礎は日本語

英語教育のことがやたらと話題になるが

教育の現場で日本語教育の手を緩めるようなことにならないように願う


後のマスク

2020-05-02 | 想い・雑感
医局での週一のマスク割り当てが
一日一枚となった
多少マスクの余力が出てきたらしい

スピードを持って配る
つもりのはずのマスクは
まだ来ない

充足した後のマスク
ということになりそう

それにしても今日は暑かった
マスクをしていると
余計に暑さが堪えますね

布マスクは余計に暑そう


生きる力

2020-05-02 | 想い・雑感
日々なんらかの決断をしながら生きている
様々な問題の答えを探して歩んでいる

学校の勉強は基本的知識を得るもので
思考の基礎体力をつけるのに必要なこと
それを学ぶための教材は身の回りに溢れている
学校があろうがなかろうが
意志があればいくらでも学べる
そして学校で行われる学力テストでは
基本的に答えは一つ
それを導き出す練習をするばかり
独学でもある程度大丈夫なはず

自分の人生での答えには
絶対解はない

学校へ行けない今
親が子に出来る授業は
たくさんありそう

また子供自ら学ぶことだって出来る

どのように乗り切るかは
それぞれで解を見つけるしかない

自分の置かれた状況で
いかに決断していくか
なかなか得られない授業進行中

それは大人にとっても同じ
さてどうするかと模索していく
まさに人生

2020-05-01 | 想い・雑感

通勤時間帯の交通量がグッと減っており

のんびりとバイクで通勤できる

信号待ちを数回繰り返すなどということもなく

スムーズに職場へたどり着く

 

つけばのんびりムードは消し飛び

感染拡大とならぬように緊張が続く

 

そんな事態は大きな季節の流れとは関係ない

薄紫色が視界に入り過ぎていくと思えば

ずっとここにいるのですよと藤の木が花を咲かせて語りかける

藤園などに行かずとも

路傍にずっと居たことを主張する

 

確かに季節は動いている

 
 
 
 

黒いマスク

2020-05-01 | 想い・雑感

数年前から中国の方が黒いマスクをしている画像などをみて

白いマスクに慣れている目には少し奇異に感じていた

別に何色でも構わないのだが

慣れというのはそういうものだろう

 

ところが最近ネット上にアップしてくれる画像で

スペイン風邪が流行った頃の日本のポスターを見てみると

なんと黒っぽいマスクをしているではありませんか

 

どうやら黒いマスクで

内側のガーゼを取り換える

というのがスタンダードの一つだったようです

 

細菌学やウイルス学はまだまだ黎明期と思える時代に

病邪は口や喉から入ると考えていたからこそ

日本ではマスクをつけるという習慣を身に着けたのでしょうね

 

よではなぜ諸外国ではそういう習慣とならなかったのでしょうかね


武装デモ

2020-05-01 | 想い・雑感

民主国家においては

最終的には多数決で決定していくとしても

少数意見も配慮する

皆が意見を自由に述べることができる

ということが大切な部分だと思っている

ただ発言に暴力などの力を伴ってはいけない

 

アメリカでの非常事態宣言は州ごとに対応が違う

その宣言の可否について州民が意見を自由に言えるのも当然

しかしミシガン州で銃で武装した市民らが

非常事態宣言の延長に反対する抗議デモを行ったとのニュース

 

一部のデモ参加者は迷彩服に身を包み自動小銃などを所持していたらしい

 

戦後日本における民主主義のお手本と思っていたアメリカだが

トランプが大統領に選出されたあたりから疑問符が頭に浮かんでいた

力で意見を通そうとする姿勢がフロンティア先進などと言わないでほしい

やはり歴史の短い新興国なのかと疑いたくなってしまう

 

ただこの時期

国際協調ではなく

閉鎖的になりやすい環境である

国粋主義的リーダーが喝采される危険性は高い

 

感染症というあっという間に全世界的問題になってしまう困難に立ち向かうためには

自国ファーストなどと言っている場合ではない

 

デモをした人たちも十分動機となる切羽詰まったものがあるのだろうが

議論を重ねてほしい

そして他の州までもがニューヨークのような惨状とならないことを願う


P(ぱっぱと)C(チェックして)R(論議する)

2020-04-30 | 想い・雑感

PCR検査をどんどんやるべきだ

と多くの人は思っていたはず

感染対策委員会の面々や政府は

理由をつけてやりすぎは良くないと言い続けた

 

これまでの流れを見て

やはりPCR検査をどんどんやらなければ

全体像が見えずに

対策が立てにくいことがさらに明らかになってきた

 

PCR検査を実行するための準備を

どれほどしてきたのかは知らないが

病院から依頼したPCR検査結果は

翌日の夕方にならなければ帰ってこない

それも電話連絡だけで

文書として戻ってくるのはさらに遅れる

 

何をしているのだ

 

感染者発生件数の変動など

低く抑えられた検査件数をなぞっているだけで

実際の感染拡大の指標になどならないではないか

 

今後一気に感染爆発の状態となれば

PCR検査をやり渋った人たちに責任がある

きちっと検査をしたうえで

感染者数をより正確に公表したなら

人々の行動変容に大きな後押しとなったはずだ

 

検査を積極的に行わなかった責任は大きい

 

ぱっぱとPCRをチェックしたうえでなければ論議にならん


フェイスシールド

2020-04-30 | 想い・雑感

病院の事務の方がフェースシールドを作成してくれた

今日の外来からは

マスク + フェースシールド

のいでたちとなった

 

別にシールドまでしなくてもよいけどなぁと思っていたが

患者さんのほうはやはり何かを感じるようで

大変になりましたねぇ

と病院の危機感を共有してもらえるようだ

 

お互いにこれまでより一層注意するという意味でも

フェースシールドは良いかもしれない

 

患者さんとの間にある敷居が高くなりそうだが

より丁寧な診察で少しでも敷居を下げたいものだ

 

今できる最善を


ブラッド・ピット

2020-04-28 | 想い・雑感

タイド ポッド チャレンジ なるものが

2018年代にアメリカの青少年の間ではやり

健康障害などを引き起こす事件があったと初めて知った

 

アメリカの感染症研究所所長である

アンソニー・ファウチ氏を演じたブラッドピットの動画のおかげである

 

洗剤にTIDEという名前のものがあるのだが

その洗剤が小さいビニールに包まれた商品があるらしい

なぜかこれを飲むという行為がはやったことがあるとのこと

あまりに危険なこの行為への注意喚起が直ちに行われ

騒ぎは収まっていったらしい

 

しかし先日のトランプの消毒薬を飲めばよい発言は

今一度この行為を再燃させようとしたものとしか思えない

トランプサポーターに消毒薬製造会社の人間がいるのかと疑ったが

そういう会社からも直ちにそんな”馬鹿な”ことはしないようにとの

注意喚起がなされたようだから

困った人は言った本人ということ

 

それにしてもこれほど非常識とは

心底驚きました

 

そしてブラッドピットの

ピリリと効いたジョークに

感心しました


Web投票

2020-04-27 | 想い・雑感

静岡で補欠選が行われたらしい

ずいぶん投票率が低かったようだから

組織票の力が選挙の結果になったのだろう

 

Stay Home

と言われている中

より多くの有権者が投票できるような工夫はしたのだろうか

 

こんな状況を見ていると

そろそろWeb投票の仕組みを作る必要があると感じる

 

投票所で電子モニターを使った電子投票は

地方選で何度か実施されているようだが

全てをインターネット上で完結できる

Web投票はいまだ実施されていないようだ

 

政見放送

アンケート集計

投票

収開票

などのすべてのステップをインターネット上でできるようにしてほしい

 

もちろんこれまでの紙投票としばらくは並列でよい

 

これをすれば

うるさい街宣を聞かなくて済むしウグイス嬢に上乗せ賃金を払わなくて済む

どのようなことを目標に掲げて立候補しているかわかる

当選後は掲げていた政策を実行しているかチェックできる

多くの国民の意向を集約できる

選挙区の線引きも大きく変えられる

立候補者もやたらと握手しなくて済む

感染騒ぎが起こっても粛々と選挙は行える

などなど良いことたくさん

 

特にこれからの日本の在り方が直接自分に降りかかる

若者たちが投票行動を起こしやすくなる

 

直接民主制に近づき

総理大臣も国民選挙で選べるかもしれない

 

さあIT担当大臣

出番ですよ

 


スケープゴート

2020-04-27 | 想い・雑感

営業自粛要請に応じないパチンコ店の名前公表に関して

賛否両意見がみられる

 

大阪府の行政側が行ってきた努力は分かるし

感染爆発を抑えるためには必要ということも理解できるので

致し方なしという思いの一方で

どうしても違和感を感じてしまう

 

どうしてパチンコ店だけなのか

他の個人事業主で同様の対応しているところはないのか

観光地や海や山に出かける人々は同列ではないのか

結局攻めると世間の同意が得やすいところを狙ったのではないのか

と疑問がわいてくる

 

そこで思い浮かぶ言葉は

スケープゴート

scapegoad ⇒ scape(≒escape 逃げる)+ goat(ヤギ)

 

ユダヤ教には贖罪の日というのがあるらしい

その日に人々の苦難や罪業をヤギに背負わせたということにして

そのヤギを荒野に放すという風習があるとのこと

荒野というのはおそらく砂漠でしょうが

放たれたヤギはどうなるのでしょうか

 

こんな風習から

人の不安 怒り 憎悪などを

ある一方向に向けるような対象のことをさして

スケープゴートと言うようになったとのこと

 

パチンコ店の場合

無関係のところというわけではないが

他にも公表すべきところがありそうなのに

パチンコ店決め打ちで公表したところに

生贄的な意志が働いていないと言い切れるだろうか

 

今回の店名公表を手放しで喝采する先には

ホロコーストが見えるような気がする

感染爆発を防ぐのが今最も大切なことかもしれないが

怒りを自制なく爆発させると自分自身の首を絞めることになる

というこを思い浮かべることも大切だろう

 

ホロコーストは全てを焼くという原義

そこから丸焼きの供物を意味するとのこと

ドイツの強制収容所だけではなく

アメリカによる日本の都市への絨毯爆撃

ベトナム戦争での連続する爆撃などへも

思いがつながっていく


大臣

2020-04-26 | 想い・雑感

末は博士か大臣か

私より前の世代ではこのようなことも言われていました

博士や大臣になることが立派なことだとされていたわけですね

 

賢い子供を見かけると

きっとこの子は将来博士や大臣という

立派な人になるであろうということです

 

高学歴社会の今では

博士課程を修了した人はそれほど珍しい存在でもなくなり

博士が昔ほど大成功というわけではないですね

 

一方大臣というのは立派な人とか人格者などと思う人は

今や皆無という時代になったのではないでしょうか

 

大臣というのは省のトップですから

指導力が必要ですし

その指導力を裏打ちする論理性や専門性が必要だと思います

しかし日本の大臣はずぶの素人ではなかろうかという人がなったりします

 

最近よく話題になるのは

超高齢のIT担当大臣

何を考えてそのような人を任命したのか

任命者も任命された方もどう考えて妥当と判断したのか

ちっとも納得できませんね

 

まあ政党の都合

政治家間の駆け引き

派閥間のバランス

などが大臣決定の根拠となっている現状を変えていかなければ

まともな大臣は生まれにくいと思います

 

COVID19に対する素早い対応で世界的に注目されている

天才プログラマー唐鳳IT担当大臣(政務委員(39歳)

この方の活躍をネットで見るたびについ比較してしまう

しかしこの方の動きを生み出したのは

やはり国のリーダーの判断の速さやサポートがあったからでしょうから

国のリーダーの実力というのは

緊急事態によく見えてきますね

 

とにかく今後の大臣の決定には

きちっとその省が扱う事項に対して

かなりの知識があるような人を選ぶべきだと思います

 

今後IT環境がさらに進化し

一気に多数の国民がアクセスできるプラットフォームができれば

直接民主制で首相を選ぶということも可能になるかもしれません

そうなればもうちょっと国民の実情を理解できるリーダーを

選べる時代となるでしょうね

 


年金を何歳から受け取るか

2020-04-25 | 想い・雑感

年金機構からのはがきが届いた

 

受給開始年齢が65歳と70歳とでは

受給額にこれくらい差がありますよ

考えた方がいいですよ

という内容

 

まだ少し先の話なのだが

一定の年齢の皆さんにこのようなはがきが届くのでしょうね

 

お国のやり方に全幅の信頼がおけないし

人間 明日どうなるかもわからないという現実を

SARS-CO2感染症で見せつけられている今

もらえるならとっとともらい始める

という人ばかりではないのかなぁ

 

70歳からの受給を選択する人は

かなり長生きできることを確信しているひとなのかなぁ


いつ終息?

2020-04-25 | 想い・雑感

外来患者さんが 

ところで先生はコロナいつ終息すると思いますか

分かりません

 

当然分かりません

分からないことが多すぎて

また政府や専門家の意図もわかりにくいところがあって

どうにもこうにも見えません

 

最初から疑問で今もわからぬことの一つは

なぜ最初からPCR検査をどんどんやる方向で話を進めなかったのか

ということ

最初はクラスターつぶしが有効だからとかなんとか説明されていますが

症状なき感染者の存在は早い段階からわかっていたこと

そのような人がクラスターの元締めになる可能性は当然あるわけだから

とにかくPCRをやって陽性なら症状がなくても自宅待機

としていればずいぶん変わっていたのではないでしょうか

 

さらにわからないのは

最近はPCRをやっていこうという方向性になっているようですが

なぜ今ならPCRをやった方がよいのか

なぜ方針が変更になったのかという理由が明確でないところ

 

理由がわかれば方針の意図が分かり

自主的な行動もスムースに変容していくと思うのですがね

 

専門家会議の皆さんがとても頑張ってくれているのは分かるのですが

PCR検査を最初からどんどんしてはならなかった

しなかったからよかった

と納得できる説明が欲しいと思います