上腹部の巨大腫瘍(直径14cm)の摘出術を行ったSさん
病理結果はGIST(消化管間質腫瘍)
小さいうちは取れば直ることの多い腫瘍だが
大きくなっていたり
腫瘍細胞の細胞分裂の勢いがあったりすると
悪性の経過を取ることも少なくない
悪性というのは
浸潤 再発 転移 などを起こすという意味
巨大腫瘍だったSさんの場合
再発は必至だと思われ
実際2年後に再発してきた
再発の診断後グリベックというお薬を開始し
腹膜に多数出現していた再発巣は
きれいに消えた
ただしグリベックというお薬は
基本的に増殖を抑えておくというお薬で
止めればまた腫瘤が出現してくると思われる
また有効なのは1~2年程度だといわれている
Sさんの場合
服用開始して4年が経過した
こまめに再発の有無をチェックしているが
平均を超えて効果を保ち続け
今のところおとなしくしてくれているようだ
そのSさん
近々お孫さんの顔を見ることが出来るらしい
服薬は延命という意味合いしかないとはいえ
お孫さんの顔を見ることが出来るか否かというのは
個人の人生にとって大きな彩を与えてくれるわけだから
延命治療だって大切な意義ある治療である
病理結果はGIST(消化管間質腫瘍)
小さいうちは取れば直ることの多い腫瘍だが
大きくなっていたり
腫瘍細胞の細胞分裂の勢いがあったりすると
悪性の経過を取ることも少なくない
悪性というのは
浸潤 再発 転移 などを起こすという意味
巨大腫瘍だったSさんの場合
再発は必至だと思われ
実際2年後に再発してきた
再発の診断後グリベックというお薬を開始し
腹膜に多数出現していた再発巣は
きれいに消えた
ただしグリベックというお薬は
基本的に増殖を抑えておくというお薬で
止めればまた腫瘤が出現してくると思われる
また有効なのは1~2年程度だといわれている
Sさんの場合
服用開始して4年が経過した
こまめに再発の有無をチェックしているが
平均を超えて効果を保ち続け
今のところおとなしくしてくれているようだ
そのSさん
近々お孫さんの顔を見ることが出来るらしい
服薬は延命という意味合いしかないとはいえ
お孫さんの顔を見ることが出来るか否かというのは
個人の人生にとって大きな彩を与えてくれるわけだから
延命治療だって大切な意義ある治療である