落馬はしないでしょうが…

バイクツーリングが趣味だと言えば

口に出す出さないはあっても
「危ないなぁ」
という反応が返ってくることが少なくない

確かに
無防備な状態で
そこそこのスピードで走り
二輪
という状態は
安全とは言い難い

だがそれを知ったうえで乗っているのだ
無理はしない（基本的には…）

馬に乗らなければ落馬しない
　（馬がぶつかってくることはあるかもね）
飛行機に乗らなければ墜落することはない
　（頭上から落ちてくることはあるかもね）
知らない道に入らなければ迷わない
　（そのうち知っている道でも迷うようになるかもね）

なんにしろ一歩進むことなしの人生なんてね…

やりたいと思えば
する工夫をするまでだ

重荷

今日（２０１１年６月５日）の天声人語で
今後の世界人口の増加予測に触れて
「さぞ重かろうと案ぜずにいられない・・・」
と述べられていた

でもそもそも私たちが拝借している
体というのは
全て地球から頂いた物質で出来上がっているわけで
地球にしてみたら
地球上の生物全てを含めて

私　地球です　と思っているはず

ただ　確かに
身のうちと思っていたヒトが行う様々な活動は
今や地球にとって重荷になっているかも知れず

さぞ重かろうと案ぜずにはいられない・・・ですね

輪形彷徨

消化器外科分野での技術革新は
驚くほどのものである

特に鏡視下手術分野のそれは著しい

一つの技術を身に着けても
さらにその向こうに
工夫や進歩や全く新しいやり方が見えてくる

そこが面白いし
やりがいがある

そこに面白みを感じなくなったら
メスを置くときなのだろうと思っている

次に進んでいるつもりが
またもとに戻っているようなこともあるが
技術という意味では
ぐるっと回って戻るというのも
必ずしも無意味ではない

しかし
できれば前に進んでいたいし
進んでほしい

特に今の政治的閉塞感を
一歩突き破る前進がほしい

なんとなく政治家には先を見通す眼力を望んできたが
いつも通りの政争

まさに輪形彷徨

力が抜ける