「ネコヤナギ」は河川の土手等の
湿り気が有って水はけと
日当たりの良い場所に
自生するヤナギ科の
落葉性の樹木で、愛らしい
形の花穂と他のヤナギの
仲間の開花よりも、一足早く
花を咲かせる事から
春の訪れを知らせてくれる
樹木として、古くから日本で
親しまれ、そして枝ぶりが
美しくて風流な所から
華道の花材としても
よく利用されており
・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像10枚)・・・
その花穂は太めの円筒状で、絹の様な滑らかで美しい毛で覆われている雄株と
雌株が別々の雌雄異株で、雄株は雄花を雌株は雌花を咲かせ
花穂は雌花より雄花の方が大きく成り、3月から4月に成ると花が咲き始めますが
咲くと言っても目立つ様な花びらは無くて、雄花は先端にオレンジ色の葯の付いた
長い糸の様な雄しべが沢山現れ、葯が開くと黄色い花粉が出てきますが
雌花には、先端が黄色っぽい短い糸の様な雌しべが付きます
前日に降った雨が止んだ先週の水曜日に、気に成っていました「ネコヤナギ」の様子を見に
自生地を訪れると、「ネコヤナギ」は赤褐色をした芽鱗を脱ぎ始めていて
絹の様な滑らかな毛が見えたり、まだ芽鱗が先端に残った花穂が見られましたが
何れの花穂の柔らかい毛には、小さくてまあるい雨粒が沢山残っていました
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