![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/a2/873c6f400c2e363898c1c2f4b875c57e.gif)
一昨日の朝に、畑の隅で
今年初めて種を蒔き、育てている
「ワタノキ」の様子を見に出かけたら
茎の所々に蕾が出来、数ヶ所では蕾の先に
白い花びらの先端がチョッピリ見えていたので
花が咲くのも、もう直ぐの様に思われました
そして昨年迄には姿が見られなかった
「ヘクソカズラ」が「ワタノキ」の茎に
絡み付いて、沢山の花が咲き
蕾もまだ沢山付いて居るのに気が付きました
・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像10枚)・・・
皀莢に 延ひおほとれる くそかづら
絶ゆることなく宮仕へせむ
万葉集 高 宮王
私はいつまでもお仕えしましょう」の意味で
この詩の中でも詠まれている「ヘクソカズラ」は、その昔から
草原や森林迄等の痩せ地や乾燥地、湿地等と非常に生育環境が広くて
日本のどこでも見られるお馴染みのアカネ科のツル性多年草で
茎は他の植物等に巻き付いて高く上り、7月中旬過ぎ頃から
枝先や葉腋に集散花序を作り、花は筒状で先端が外に曲がり浅く5劣し
外側は灰白色で内側は紅紫色をした、毛が多い花を沢山咲かせます
名前の由来は、この草本の葉を揉むと独特の臭気がする所から
付けられたと云われており、この臭いの強さは季節によって異なり
秋の季節になると、余り気にならなくなると云われています
別名では「ヘクソカズラ」の他に、「ヤイトバナ」や「サオトメバナ」等の名前があり
「ヤイトバナ」は、花の中心部の紅紫色がお灸の跡に似ている所から
そして「サオトメバナ」は、花を並べると早乙女が田植えをしている姿に
例えて付けられたと云われ、臭いは別にして花の姿から爺や的には
「ヘクソカズラ」の名前では、余りにも可哀相な気がして
「サオトメバナ」と呼びたくなる、ちょっぴり珍しい形をした花です
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます