この冬一番の寒い朝と成りましたので,、シソ科の多年草で有ります「シモバシラ」に
「霜柱(氷花」が出来ているのではないかと思い、朝一番で「シモバシラ」の自生地を
訪れたかったのですが、昨日の午前9時からは用事が有って出かける事が出来なくて
用事が10時前に終わり、昨日は曇り空で最高気温も4℃迄しか上がら無い厳しい寒さなので
普通で有れば、「シモバシラ」に出来た「霜柱」は10時前頃には溶けてしまいますが
もしかして「シモバシラ」に出来る「霜柱」が見られるかもしれないと思い
ダメもとで「シモバシラ」の自生地を訪れると、爺やの予想通り「シモバシラ」には
沢山の「霜柱」が出来ていて、少しも溶けてはいなかったのでその姿をカメラに収めました
寒い朝に出来る「しもばしら」と云えば、地面に出来る「霜柱」を思い浮かべますが
爺やは数年前に、植物の「シモバシラ」にも「霜柱(氷花)」が出来る事を初めて知り
気温が氷点下に成ると、茎に霜柱状の氷の花が咲くところから名前が付けられたと
云われている「シモバシラ」は、40~70cm位の高さに成り秋の季節には
白い穂状の花を咲かせますが、冬の季節に成ると地上部は枯れてしまうものの根は枯れないので
越冬をする為の地下組織に依る根圧で、枯れた茎の道管に水が吸い上げられ続けて
枯れかけた茎の地上部迄運ばれた水が、氷点下の寒い外気にさらされて
枯れた「シモバシラ」の根元付近で凍って「霜柱(氷花」が出来るものと云われ
よく見ると白い雪の玉の様なものがくっつき、それはまさに茎から横向きに張り出した
「霜柱」であり、長く伸びた「霜柱」が茎を抱き込む様に多様にカーブをして
不思議な形を作り出していて居ましたが、雨や雪が降っている日や風が強い日には
この「霜柱」は出来なくて、そして何度も「霜柱」が出来る氷結を繰り返すと
茎が裂けてボロボロになり、小さい「霜柱」しか出来ないと云われています
当地野々市市では最低がゼロ℃でしたが、シモバシラは無かったですね。
日中は8℃とのことで、以前にの残り雪がすべて溶けました。
もう春が来そうな気分なのですが、まだ寒波が来るようですね
「シモバシラ」という、タイトルの説明不足で
ご迷惑をおかけした様で、申し訳ありませんでした。
「シモバシラ」シソ科の多年草で、毎年秋に成ると
白い花を穂状に沢山咲かせ、冬に成ると地上部は枯れますが
根の部分は枯れないで、水分を汲み上げていて
寒い朝には割れた茎の間から漏れた水が凍り
短い時間ですが、珍しい自然が創る「氷花」が見られます。