稲刈りの時期がやって来ますので、 爺やが住んでいる地方では10月に入ってから
短時間ながら数日小雨の降った日が有ったものの、それ以外の日は雨が降らなくて
晴れもしくは曇りの天候が続いていましたので、稲の収穫時期を迎えて
先週末辺りから当地方でも水稲の収穫作業が始まり、刈り取りと脱穀が同時に出来る
機械・コンバインのエンジン音が、自宅近くで朝から聞こえる様に成り
休日には家族総出で協力しながらコンバインで稲刈りを行い、収穫したお米を
自宅の倉庫等へ車で運ぶ姿が見えますが、当地方の今年の夏は雨が殆んど降らなくて
最高気温も40℃前後迄上昇する酷暑と成りましたが、農林水産省が10月13日に発表した
令和5年水稲の9月25日現在の予想収穫量は、全国の10a当たり534㎏の見込みで
前年度に比べて7.7万トンの減収が見込まれ、また農林水産省が9月末に発表した
今年のコメの検査結果に依れば、8月末の時点で全国の「1等米」の比率は68.9%で
去年の同じ時期との比較ではほぼ横ばいでしたが、見た目の評価が最も高いとされる
「1等米」の比率を各県別で見ると、8月末の時点で米どころの新潟県で41%にとどまり
去年の同じ時期で24ポイントも下回わり、これは水稲が夏の記録的な猛暑等に依る生育不良で
米が白く濁ったり、割れたりしている事等が主な原因と云われ、等級が落ちても
味は変わらない事が多いと云われていますが、「1等米」が少ないと農家の収入金額にも
大幅な減収が避けられない事も考えられ、9月以降に成ると東北や北海道地方等でも
コメの収穫が本格化していますが、農林水産省ではこれらの地域での例年は8割以上が
最も品質が高い「1等米」と評価されますが、今年収穫したコシヒカリの凡そ330トンは
8割が「2等米」で2割が「3等米」で「1等米」が無かったと云われ、他の水稲栽培地でも
「1等米」の比率が、例年よりかなり低くなる可能性が有ると予想されていますので
水稲栽培農家の人は「例年にない厳しい暑さの影響で、味には影響がないものの
見た目の面では厳しい評価になっていて、これから機材や肥料の支払いをする農家も多くて
米の等級が下がり利益が少なく成ると経営に影響が出る恐れが有りそう」と心配され
爺や達消費者にとっては、味には変わりがないと云われる「2等米」を主に食べる事に成りそうです
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