「奥の細道」の結びの地としても知られ、今年も秋の季節を迎えた
10月6日(土)~11月25日(日)迄の期間内の、土・日・祝日の日にち限定で
「水の都 ・おおがきたらい舟下り」が開催され、その昔には大垣城の
お堀であった水門川を、秋の景色を眺めながら「たらい舟」に乗って
のんびりと川を下る趣向で、このイベントは「天下分け目の決戦」と云われています
関ケ原合戦の際に、石田三成に仕えた山田去歴の娘「おあむ」が
「たらい」に乗って落城する大垣城から抜け出したと伝えられています
戦国秘話「おあむ物語」に基づいて、平成15年から始められた
「たらい舟」に乗って水門川を下る「水の都・おおがきたらい舟」が最初で
1運航の舟の数は最大24艘から成り、1艘につき乗船定員は3名迄ですが
1艘に付き乗船総重量は180kg以内で、小学生以下の子供だけでの乗船は出来なくて
1日に6回運航されて、船頭さんが竿1本で巧みに「たらい舟」を操って漕ぎ
あたかも‘一寸法師’に成ったかの様な感じで、どんぶらこ~どんぶらこ~と
秋彩色に染まった水門川を、水に強い岐阜県産の椹(さわら)材で造られた
1.8m×1.5mの楕円形の「たらい舟」に揺られながら、城の外堀であったと同時に
古くから桑名(三重県)へと向かう水運の要路で有り、その川湊が在った
船町川湊跡地迄の凡そ1.1kmを、約30分をかけてゆっくりと下るイベントで
爺やは、今年の運航最終日と成り、晴れの天候に恵まれました25日に現地を訪れて
水門川沿いを巡り歩きながら、今年最後と成る「たらい舟」を写して帰って来ました
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