時々訪れています「フラワーパーク江南」を、久しぶり訪れて
春に咲く花を探しながら園内を散策していると、道路脇のフェンスで
ラッパの様な形をした黄色の花が、風に吹かれてユラユラ揺れているのに気が付き
何の花だろうかと思い、その花に近づくと「カロライナジャスミン」の名札が掛けて有り
名前に「ジャスミン」の文字が有りましたので、「ジャスミン」の様な甘い香りがするのかと思い
香りをかいでみましたが、爺やの鼻が悪いのか甘い香りは感じられませんでした
「カロライナジャスミン」は北アメリカ原産・ゲルセミウム科またはマチン科ゲルセミウム属の
常緑ツル性低木で、北アメリカの南西部に在るカロライナ地方に自生している事から
この名前が付けられ、「ジャスミン」の様な香りを放つ事も名前由来のひとつと成っていますが
「ジャスミン」の仲間では無くて、ジャスミンティーの香りづけに使う「ジャスミン」は
モクセイ科ソケイ属なので全く異なる植物で有り、「カロライナジャスミン」には
茎や根、葉等の全草に「ゲルセミシン」や「ゲルセミン」等の有毒成分を含んでいる為に
誤って服用してしまうと、脈拍増加や呼吸麻痺、血圧降下、心機能障害等を引き起こす
恐れが有ると云われていますので、取り扱いには十分な注意が必要と成っていますが
ツルが長く伸びてよく育つ事から、日本では壁やフェンスに絡ませたり
鉢植えにしたりして、よく利用される植物のひとつと成っています
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