花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

念願だった,初めての達目洞へ

2012年09月23日 | 名所・旧跡









     岐阜市に在る達目洞(だちぼくぼら)は
    金華山の東山麓に位置し、金華山を水源とする
    清らかな水が湧き出して
    「逆川(さかしまがわ)」となり
    昔ながらの里山の自然を今に残し
    絶滅危惧種の「ヒメコウホネ」をはじめ
    他にも、「コクロオバボタル」や「モリアオガエル」
    「ナガボノアカワレモコウ」、「ノハナショウブ」等
    多くの貴重な動植物が生息・生育していると云われ
    岐阜市内で最も生物多様性が高くて
    重要な自然環境を有する地域の一つと云われ
    貴重な動植物の生息・生育する宝庫となっているので
    予てから爺やも一度、この地を訪れてみたいと思っていた
             ヒメコウホネの黄色い花 その1


    
                                                            




     この「ヒメコウホネ」は、スイレン科の多年草で
    環境省レッドデータブックの絶滅危惧II類に
    そして、岐阜県レッドデータブックでは
    絶滅危惧I類に指定されている絶滅危惧種である

    達目洞の清流に、まだ「ヒメコウホネ」の
    可憐な黄色い花が咲いていると聞いて
    先週の中頃に、初めてこの地を訪れた

    「ヒメコウホネ」の開花時期は、5月から10月頃と
    云われているが、今年の夏は猛暑となり
    残暑も厳しくて、暑い日が続いていたので
    花が本当に咲いているのかと、心配していたが
    この時期に訪れる人も無く、幅1m位の清流「逆川」の中で
    数輪の黄色い花が、訪れた時にひっそりと咲いていた
                ヒメコウホネの黄色い花 その2


 
                
                                



    
    「ヒメコウホネ」は、一般には浅い池や沼等で
    太い地下茎を発達させて生育し
    花は花弁が5枚ある様に見えるがこれは萼で
    花の中心には、雌しべの先に付いた柱頭盤が有り
    その周りを沢山の雄しべが取り巻き、陰になり目立たないが
    雄しべと萼の間に並んでいるのが、本物の花弁である

    「ヒメコウホネ」には、葉が小型で丸い「東海型」と
    葉がやや大型で卵形をした「西日本型」があり
    狭義の「ヒメコウホネ」では、東海型の事を言い
    達目洞の「ヒメコウホネ」もこの東海型と云われ
    東海型の自生地は、達目洞の他には
    三重県内の一地域に現存するのみで
    全国的にも、非常に貴重な場所と云われている
    
    そして、地下茎が白骨の様に見える事から
    「河骨(コウホネ)」の名前が付けられたと云われている
                                     ヒメコウホネの黄色い花 その3


・・・「ヒメコウホネ」に付いての記述は、岐阜市のHPから引用させて頂き来ました ・・・











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