長さが2cm~3cm位の巻貝の様な形をした変わった形の塊茎の写真を見つけ
何だろうかと思い写真が掲載されていた記事を読むと、これは中国原産・シソ科の
「チョロギ」で、江戸時代の頃に日本へ渡来したと書かれていて
地下に出来る長さ3cm位の巻貝の様に見える塊茎を、食用にする事が出来て
味は淡白な味わいで、加熱すると「ユリネ」に似た様な味がして
お正月のお節料理にも使われ、お正月用の縁起ものの食材と云う事で
「長老喜」や「長老木」、「長老貴」、「千代呂木」等の当て字が用いられ
そしてこの「チョロギ」には、強壮作用や鎮咳作用が有ると書かれていて
また、「チョロギ」には、脳細胞を活発にする成分が含まれていて
痴ほう症や脳梗塞の予防に、効果が有るとも書かれていましたので
歳を重ねて物忘れが多く成った爺やにとっては願ってもない食べ物なので
農芸店で探して種塊茎を購入して、その年の春に成ってから初めて育てると
その年の年末には沢山の「チョロギ」が収穫出来て、甘酢や梅酢漬けにして食べ
一部の塊茎は、翌年も育てる為の種塊茎として残して置いて育てると
異常と云われた夏の猛暑の為に、この2年間は枯れて全く収穫が出来無くて
次の年に育てる種塊茎の準備が出来なかったので、リベンジをする為に
昨年は「チョロギ」の種塊茎を農芸店で購入して来て、3月末に直接畑の畝へ
種塊茎を植え付けて、気温が高くなった夏の季節には猛暑対策として
日除けのシートを畝に被せて育てましたが、それでも春に植え付けた種塊茎の2/3位が
収穫する前に枯れてしまいましたので、残っていた1/3の「チョロギ」を
12月初めに収穫すると、爺やが思っていた以上の「チョロギ」収穫出来て
数年来の念願だったリベンジが少し出来て、形が良くて大きな「チョロギ」は
今年用の種塊茎にして、残りの「チョロギ」を正月のお節用に紅白に成る様に
梅酢と甘酢で漬けて置きましたので、昨日黒豆に添えて家族で味見をしてみると
漬物特有のカリッとした食感と、「チョロギ」のシャキッとした食感が有って
美味しく食べる事が出来ましたので、今年も懲りずに「チョロギ」を栽培する予定です
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