安永3年(1774年)に、蕪村が現在の神戸市灘区にある六甲山地の摩耶山を訪れた時の句で
菜の花が咲く時期の西の空に夕日が沈む頃、空は茜色に染まり摩耶山から見下ろす
一面の黄色い菜の花畑と同時に見える月と太陽が穏やかに暮れゆく春の色と香りや
空気感、さらに月と太陽、大地と作者が一体化する瞬間が感じられる句と云われていますが
昨日には当地方を通過した低気圧が、本日は三陸沖をゆっくり北上しましたので
本日の当地は移動性高気圧に覆われて青空が戻り、気温も上昇して3月中旬~4月中旬並みの
暖かさと成りましたのでお昼前に散歩に出かけると、畑で菜の花が咲いているのに気が付き
その姿をカメラに収めて帰りましたが、春の季節に成ると辺り一面に広がる「菜の花」は
「ナタネ」とも呼ばれて、黄色に染まる菜の花畑は壮観なので春の代表的な風物詩でもあり
日本では古くから搾油用に利用されてきた植物でしたが、現代では菜種油採取用の菜の花畑は
余り見られなく成ってしまいましたが、千葉県でこの菜の花が県花に成っていて
マザー牧場や国営・ひたち海浜公園渡良瀬川等では、この菜の花を観光資源として
春の季節に成ると多くの観光客を集めているそうですが、本日の散歩中に出会った
菜の花畑の綺麗どころの花を中心に、写した画像を纏めて当ブログへ本日投稿しました
如何にも春が来たという気分にしてくれます。
ニホンミツバチがウロウロする景色が好きです
当ブログへご訪問頂き、コメントを頂戴しまして
ありがとうございます。
爺やが見た菜の花に、ミツバチはいませんでしたが
チョウが花の蜜を求めて、花から花へと忙しそうに飛び回っていました。