くれなゐの 梅ちるなべに 故郷(ふるさと)に
つくしつみにし 春し思ほゆ
正岡子規
「ツクシ」は、シダ類・トクサ科の「スギナ」の胞子茎で
「袴」と呼ばれる茶色で輪状の葉が、茎を取り巻いていて
春に「ツクシ」と呼ばれる薄茶色の胞子茎を出して
高さ10~15cm位の茎の先端から、胞子を放出する
スギナは、栄養を蓄えている栄養茎で
ツクシとは、別のものだと思われがちだが
掘り出してみると、地下茎で繋がっている
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除草剤を散布する事が出来ず、毎年の様に土を深く掘って
根を取り出しているが、スギナの生命力が強くて
中々退治する事が出来ず、野菜の間から顔を出している
今年はスギナの他に、ツクシが畑に沢山出来てしまったので
子供時代を思い出しながら、久しぶりにツクシ採りを行い
家に持ち帰り、婆やに卵とじにしてもらって
チョッピリほろ苦くて、シャキシャキした
春の食感を味わってみる事にした
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