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「河川環境楽園」を久しぶりに訪れ、今の季節に咲いている花を求めて
園内を散策していると、あまり花の姿は見られなかったものの
散策路脇に植栽された木に、爺やが子供の頃の夏におやつ代わりとして
食べた記憶が有ります「グミ」の様な形で、熟して赤色と成った果実が
沢山付いているのに気が付き、木の名前を確認する為に近寄ると
「サンシュユ」の名札が掛けて有りましたが、果実は「グミ」によく似ていました
「サンシュユ」はミズキ科ミズキ属の落葉小高で、高さは5~15m位に成り
2~3月頃に成ると葉に先立って、短枝の先に散形花序を付けて
1つの花序には小さな黄色の花が20~30個位付き、花弁と雄しべは4個で
枝いっぱいに黄色い花を咲かせる、早春の花木として知られていますが
別名では「ハルコガネバナ」とも呼ばれていて、そしてこの「サンシュユ」は
秋の季節に成ると赤色の果実が出来て、果実は楕円形で赤く熟して
食べる事が出来ますが渋くて生食には向か無いものの、この果実には滋養や強壮
疲労回復、頻尿等に薬効が有る為に、内部にある種子を取り除き乾燥させた果肉は
生薬「山茱萸」として利用され、漢方の「八味地黄丸」等に配合されているそうです
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