甘柿と渋柿の木が其々1株づつ植栽して有って、今では爺やの背丈を遥かに越える高さに成り
年によっては収穫する果実の多い少ないが有るものの、毎年収穫出来る様に成っていますが
柿の木の摘蕾作業等をしないと、果実が沢山実る年と少ししか実らない年とが交互に現れる
「隔年結果」が有って、果実が多く実る年を「なり年」又は「表年」と云い
実りの少ない年を「不なり年」、又は「裏年」と云っていますが
この「隔年結果」を防ぐ為に柿栽培農家は、毎年樹に見合った数の果実を実らせる為に
花が咲く前の5月中下旬頃に成ると、余分な蕾を取り除く摘蕾作業を行い、
更に開花して実が付いた後にも、樹に見合った数を超えた果実を取り除く作業を
行っていますが、爺やんちではこの様な作業を行うスキルも無くてほったらかしなので
柿の木に「隔年結果」が有って、今年の爺やんちの甘柿は「表年」なので
収穫するのを楽しみにしていましたが、9月末頃から甘柿の木を植えてある方から
騒がしい声が聞こえる様になり外へ出て甘柿の木を見ると、沢山のカラスが
枝に止まって赤く色付き始めた柿を集団で食べていて、爺やが柿の木に近づくと
身の危険を感じたのか、カラス達は直ぐに飛び去ってしまいましたので
脚立を物置から取り出して脚立に乗り、柿の木を確認すると木の上部に付いていた
色付いた多くの甘柿がカラスの食害に遭って、柿の木の直ぐ近くにある物置の
トタン屋根には柿の食べカスが残っていて、そして枝には皮だけに成っている果実も有って
赤く色付いて食べ頃と成った柿だけが、人間が食べる前に殆んどカラスに食べられて
未だ色付いてない柿だけが残っていて、違う日にはムクドリ達が集団でやって来て
色付いた甘柿を食べている姿も見つけて、残っている甘柿をカラスやムクドリ等の
鳥達の食害から守る為に、最初は嫌な臭いがする忌避剤を数個柿の枝へ取り付けて
様子を見ていましたが全く効果が無かったので、爺やは忌避剤を諦めて
柿の木の上から網を木全体に被せて、鳥からの食害対策をする事に変更して
12日から網を被せる為に、落下しない様に気を付けて梯子をかけて小屋の屋根に上り
小屋の屋根の上に立って網を上から被せましたが、網が小さくて柿の木全体を
覆う事が出来なかったので、網をあと6枚程追加して昨日ようやく網を木全体に被せる事が出来
本日烏達の様子を見ていると、網が有る為に1羽のカラス等も来なくなって安心をし
甘柿はこれで食害から解放されたと思いますが、爺やんちに有ります渋柿が色付くと
今度はこちらを狙って、カラスやムクドリ達がやってくると思われますが
甘柿の木に比べて渋柿の木は大きくて背が高いので、網を渋柿の木の上からかぶせる事は
不可能と思われ、渋柿の木は幸いな事に自宅前に有りますので見張る事が出来
収穫する迄はカラス達が来たら大きな音で追い払う等、熱い戦いをしながら
色付いた渋柿から順次収穫作業を行って、渋柿を鳥の食害から守って行こうと思っています
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