~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~
講演 七
「神仏より与えられし 慈悲と愛の環境なることを
感謝すべし」
この現象界といいますのは、
私たちが修業させていただくために、
神から与えていただいた
慈悲と愛の環境です。
太陽の熱、光こそ慈悲と愛であると、
高橋信次先生は説かれました。
この熱と光り一つを見せていただいても、
これは無限の神の恵みです。
神から与えられた慈悲と愛の環境に、
常に感謝することです。
私たちは余りにも感謝を
知りませんでした。
太陽の熱に対して「有難いなあ」と
思っているでしょうか。
或いは見えない空気中にも、
私たちの生存可能な量だけの
酸素をちゃんと
頂いているのであって、
もし酸素の量がもう少し多ければ
目がつぶれてしまうし、
もっと少なければ息ができません。
それをちょうど苦しくないだけの適量を
与えていただいているのですが、
この酸素一つを思わせていただくだけでも、
私たちはどれほど感謝しても感謝の
し過ぎということはありません。
~ 感謝・合掌 ~