浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2018-11-12 00:57:31 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


     講演 七

「神仏より与えられし 慈悲と愛の環境なることを
    感謝すべし」

この現象界といいますのは、
私たちが修業させていただくために、
神から与えていただいた
慈悲と愛の環境です。

太陽の熱、光こそ慈悲と愛であると、
高橋信次先生は説かれました。
この熱と光り一つを見せていただいても、
これは無限の神の恵みです。
神から与えられた慈悲と愛の環境に、
常に感謝することです。

私たちは余りにも感謝を
知りませんでした。
太陽の熱に対して「有難いなあ」と
思っているでしょうか。
或いは見えない空気中にも、
私たちの生存可能な量だけの
酸素をちゃんと
頂いているのであって、

もし酸素の量がもう少し多ければ
目がつぶれてしまうし、
もっと少なければ息ができません。
それをちょうど苦しくないだけの適量を
与えていただいているのですが、
この酸素一つを思わせていただくだけでも、
私たちはどれほど感謝しても感謝の
し過ぎということはありません。


  ~ 感謝・合掌 ~


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする