~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~
講演 八
「意識の調和度により 段階あり」
先の続き・・・
高橋信次先生はご講演の中で、
こんな話をなさいました。
凄く腹を立てた人が来たそうです。
そこで、
「ちょっとこの風船を
ふくらませてみてくれませんか」と
言われたところ、その人は余計怒ったのです。
「わたしは腹が立っているのに、
そんな風船どころではない」と。
「ああ、それがいいんだ。その空気が欲しいから、
この風船をふくらまして下さい」と言って、
その怒っている人の空気をもらったのですね。
水を入れた試験管の中で、
その空気をよくかき混ぜてから金魚鉢にいれますと、
金魚はみな死んだとおっっしゃっています。
私たち人間の肉体を保存するために、
一生の間に耳かき一杯ぐらいの
量しか出ないアドレナリンとか、
名前を忘れましたが、
そういうホルモンが出るそうです。
これは猛毒で、体内に毒が入った時に、
その毒をもって制したり、
私たちの体を調和させる
働きをしてくれてるのです。
怒りますと、
それがものすごく多く出るのだそうです。
~ 感謝・合掌 ~