浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

五十路過ぎ振り返り見ば
我が人生罪と恥との
積み重ねなり

「御垂訓」

2018-11-22 00:59:59 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


   講演 八

 「意識の調和度により 段階あり」

先の続き・・・

高橋信次先生はご講演の中で、
こんな話をなさいました。
凄く腹を立てた人が来たそうです。
そこで、
「ちょっとこの風船を
ふくらませてみてくれませんか」と
言われたところ、その人は余計怒ったのです。

「わたしは腹が立っているのに、
そんな風船どころではない」と。
「ああ、それがいいんだ。その空気が欲しいから、
この風船をふくらまして下さい」と言って、
その怒っている人の空気をもらったのですね。

水を入れた試験管の中で、
その空気をよくかき混ぜてから金魚鉢にいれますと、
金魚はみな死んだとおっっしゃっています。
私たち人間の肉体を保存するために、
一生の間に耳かき一杯ぐらいの
量しか出ないアドレナリンとか、
名前を忘れましたが、
そういうホルモンが出るそうです。

これは猛毒で、体内に毒が入った時に、
その毒をもって制したり、
私たちの体を調和させる
働きをしてくれてるのです。
怒りますと、
それがものすごく多く出るのだそうです。


   ~ 感謝・合掌 ~


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