浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

五十路過ぎ振り返り見ば
我が人生罪と恥との
積み重ねなり

「御垂訓」

2018-11-29 00:37:48 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


      講演 八

「この段階は神仏の心と己の心の調和度による
      光の量の区域なり」

先の続き・・・

他の方を生かし、他の方の幸せのために
尽くさせてもらうのが、私たちが神の御心を、
この生身をもって体験させてもらうことです。
そして神は、つまり太陽の熱と光は、
私たちがどれほど過ちを犯しても、
罪を重ねても、いまだかつて、
ただ一度として罰せられた人はないはずです。
太陽の熱、光を頂きながら、その慈悲と愛の中で
罪を作り、過ちを犯し、そして嘘を言い、
或いは他を謗っていますが、
どれほど私たちが過ちを犯しても
燦燦(さんさん)と輝いて、
慈悲と愛を与え給うのみです。

決してお裁きにはなりません。
「お前、こんなことをしてはいけない」
「こういうことをしたら許さない」など、
お日様の熱と光はいっさいおっしゃいません。
神様の御心とは、そのようなものです。
私たちが何をしても、どんな過ちを犯しても、
どんな罪を作っても、
「目覚めなさい、そのような過ちを犯しておれば、
自らその苦しみを味わわなければならない、
早く気付きなさい、
目覚めなさい」と、ただ燦燦と愛を与え給います。
これは無限の許しです。


  ~ 感謝・合掌 ~


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