~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~
講演 八
「意識の調和度により 段階あり」
来世は、
その方その方の意識の
調和度によって段階が
あり、それはその方が、
この現象界でどれだけ
良き行いをしてきたか、
その良き行いの数によって、
意識の段階が分かれます。
もし過ちを多く犯しておれば、
意識は低くなりますし、
過ちを止めて、
良き行い多く積めば積むほど、
今肉体を持っておりましても、
その方の意識は
上がっていくのです。
霊的なことを言う先生は、
人を見まして、
「あなたのオーラは綺麗に出ています。
黄金のオーラが出ています」とか、
「あなたはだいぶ綺麗になりました」、
或いは「あなたのオーラは灰色です」とか、
「赤い色をしています」とか言うのですね。
しかしその先生が、
黄金のオーラが出ていると見られても、
その人の日々の生活ができていなかったら、
ほんとうは出ていないのです。
霊能者がそれを感じているだけであって、
ほんとうはその人の日々の生活において、
良き行いがどれだけ多いかによって、
光が多くなるのです。
日々の実践において、どれだけ人を救ったか、
人様のために尽くしたか、
人に喜びを与えたか、調和を果たしたか、
これらによって光の量が変わってきます。
つまり意識の段階が変わってくるのですね。
そして、この世に生きて肉体を持っておりましても、
良き行いを多く積まれた方は必ず光が出ます。
過ちを多く積まれた方からは光が出ません。
次第に汚い色が出てきます。
あの人は霊格が高いとか、
霊格が低いとか言う霊能者も
ありますが、霊格というものは、
つまり光の量のことを言うのです。
その方が日々の生活で、
どれだけ良き行いを積まれたか、
どれだけ過ちを犯さなかったかによって、
霊格が高くなったり
またその逆で低くなったりします。
~ 感謝・合掌 ~