~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~
講演 八
先の続き・・・
私はあちらこちらから
よく招いていただいて旅を
しておりますが、
いっさい求めるものなしに、
たださせていただいて、
その帰りの新幹線で
「ああ、今日もご使命を
果たさせてもらった、
神との約束を
今日も果たさせてもらった」と
思いますと、
もう何とも言えない心の広がりを感じて、
「ああ良かったなあ、求めることなく
たださせていただいた」という、
何ものにも代え難い喜びを覚えます。
この尽くさせていただく実践は、
ほんとうに心が広く豊かです。
そして苦しみがありません。
求めないですから、
苦しみがなくて当たり前です。
その心でおりますと、
この世を去った時に、
この世で実践した良き行いを
お土産にして、
次元の違う世界、
来世のあの世へ帰ることができます。
次元の異なる世界は、
「肉体を去った諸霊の世界」と
書かれております。
肉体を去った世界から、
また、肉体の世界へ輪廻します。
なぜそのように死んだり
生きたりしているのでしょうか。
サイクロトロンという機械があるそうです。
プラスとマイナスの強烈な磁場の一方に、
原子を猛スピードで吹き付けますと、
原子が磁場の周りを猛回転しながら、
プラスのほうへ上がっていきます。
その間に浄化し、進化していきます。
同位元素であれば鉛が金に変わり、
炭素がダイヤモンドに変わるそうです。
それと全く同じように、地球という北極、
南極の強力な磁場の中に、
私たちの魂が神の意識によって
送り出されるのです。
そうしますと、
この磁場の周りを巡回するのですね。
それで表に回った時は生の世界、
裏に回った時は死の世界、
それが表に回り、裏に回りして、
これを繰り返しながら
魂の進化をさせています。
完全に進化向上しますと、
やがて神の心の中、つまり、
プラスの世界へ帰って行くように
造られているそうです。
~ 感謝・合掌 ~