~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~
講演 八
「心行」の解説は、
とても私のような者ができるほど、
浅いものではないのでございます。
理解させてもらえばもらうほど、
奥が深くなってゆくのがこの「心行」でございますが、
私の浅い体験を通して、毎月一回、浄心庵での
第一時間目は「心行」の解説をさせていただいて
おります。
今日は、来世のことについてですね。
「来世は次元の異なる世界にして
現象界の肉体を去りし諸霊の世界なり」
来世は次元の異なる世界です。
私たちが住まわせていただいておりますこの世と
いいますのは、三次元の世界と聞いております。
あの世に帰りますと四次元以降の世界で次元が
違うのですね。
三次元と四次元という、この全く違う世界へ私たちは
帰っていきます。
この「心行」には書いていただいておりませんが、
その次元の異なる世界で、ある期間を過ごしまして、
またこの現象の、物質の世界へ生まれ出てくるのです。
これを輪廻転生と説かれています。
私たちはこの世を去りますと、肉体はこの世から
消滅します。
いかに死にたくない、いつまでも生きたいと強く
願いましても、ある期間が経ちますと、必ずあの世へ
帰っていかなければなりません。
来世のあの世界へ旅をするわけですね。
来世とは、ここに説かれていますように、肉体を去った
世界です。
それからまた肉体の世界へと生まれ変わってきて、
またあの世へ去っていくということを、何回も何回も
繰り返しているのが、実相といいますか、
ほんとうの姿のようです。
~ 感謝・合掌 ~