~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~
講演 八
「意識の調和度により 段階あり」
先の続き・・・
霊格を落とす原因は何かというと、
度々お話しますが、
怒り、妬み、謗り、愚痴です。
そして恨み、憎しみ、要らぬ取越し苦労、
不安、恐怖、嘘、盗みです。
それから貪欲です。
これらの想念、行為を日々の生活に
繰り返しておりますと、
霊格は知らない間に低く低くなっていきます。
ですから、これらの想念、
行為をまず止めることですね。
「そんなことを言っても、
人間だから腹を立てて
当たり前だ」と言って、一生懸命怒ったり、
悩んだりしている人があります。
この間来た方は、
「人間は感情の動物、神様から怒るために感情を
もらっているのだ」と、おっしゃっていました。
それで、腹を立てないと損だと思って怒っています。
しかし、腹を立てて苦しむのはご本人であり、
周りの者へも苦しみを与えますから、
腹を立てることは決して自慢にはなりません。
自分が損をしますし、周りの方も損です。
~ 感謝・合掌 ~