~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~
講演 八
「意識の調和度により 段階あり」
先の続き・・・
怒っている人の息を取って
うまく水の中にいれますと、
金魚がみんな死んでしまったという話を、
先生から何回も聞かせてもらいました。
そんなことがほんとうにあるのかな、
ほんとうにあるとしたら恐いことだなあと思って
おりましたら、その後何年か経って、
昭和五十四年頃でしたか、
アメリカのお医者さんがこの研究をなさって、
やはり同じように怒りを吐き出す方の息には
猛毒があるということを、
科学的に証明されていましたね。
高橋信次先生から聞いた話はやはりほんとう
だったなあと、その時思わせてもらいました。
ですから、毒を自分の体の中で
発生させて自分を痛め、
そして周りにも毒をまき散らす「怒り」とは、
いかに恐ろしいかということです。
~ 感謝・合掌 ~