浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

五十路過ぎ振り返り見ば
我が人生罪と恥との
積み重ねなり

「御垂訓」

2018-11-05 00:11:28 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

     ~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


            講演 七

       「われら生命意識の修行所なり」

先の続き・・・

あの目を失った方もそうでしたね。
片目がつぶれても嘆き悲しみ、
「私ほど不幸な者はない」と
沈んでおられました。
ところが、
見えるほうの目に心を向けられた時、

「ああ、私は幸せだった」と
気付いて、
喜びのほうに心を切り替えましたら、
たちまちその方の顔の相まで
変わってしまったのです。
これは、目が治ったからその人が
幸せになったのかといいますと、
目はそのまま片目がつぶれています。

ただ、見えないほうの目に心を
向けたか見えるほうに向けたかで、
その人の人生が完全に
一八〇度変わったのです。
ですから常に自分の内へ内へと
心を向けることですね。

外は、人が何をしようと、どうしようと、
これは関係ありません。
人は人さんのことです。
自分は自分のことですね。

                 
    ~ 感謝・合掌 ~


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