恩師のご著書「講演集」より
講演集、 二
東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白
神様は言われます。
「私の心をあなたたちの心としなさい。
私の思いをあなたたちの行いの上に行なさい」と、
神の心は太陽から学ばせてもらえばいいのです。
太陽は差別をなさらない、罰をお当てにならない、
自らを犠牲にして他を生かし給い、
一切の報酬をお求めになりません。
太陽の姿の中には一切報酬を求めになることはありません。
私たちの生活の中に神の心を頂くとは、
その行為を日々の生活で実践することで、
そのようにしてこそ、神の心を頂いたことになります。
神の心を頂いて自ら行じた時、それは神のいとし子です。
無神論者とか、又或る種の宗教のなかには、
先祖様の仏壇、神棚をみな燃やしてしまったり、
そんなものは不要といって小便をかけたりするのもあります。
もちろん、そういう形あるものは真の神とは違いますが、
しかしたとえそういうことをしても、
真の神様は一切罰をお当てになりません。
その証拠に、いくらお日様の悪口を言いましても、
「それではお前にはもう光はやらない」とは言われません。