恩師のご著書「講演集」より
講演集、 二
東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白
先の続き・・・
高橋信次先生がよくお話下さいました。
神の御心を知りたければあの太陽を見なさい、と。
太陽は、自らの身を燃焼させ、自らの身を燃え上がらせ、
自らの身を犠牲にして、その結果として現れるエネルギー、
熱と光を他に与え給います。
この熱と光こそ、神の慈悲と愛です。
太陽の姿から神の御心を知り、
そして神の御心を知らせていただいたら、
今度は自分がその心をわが心にいただいて実践したらいいのです。
太陽は裁きをなさいません。
どれ程私たちが罪深いことをしておりましても、
どれ程過ちを犯しましても、
太陽そのものに対して悪口雑言を言いましても、
罰が当たった例はございません。
神とはそのような方です。
ほんとうのゴッドの神とはそういうお方です。
では、私たちも太陽の姿同様に人を裁いてはなりません。
人の過ちを責めたり、
お前が悪からこうなったのだと
人を裁いたりすることは許されません。
健康、不健康、富める人、貧しい人、地位のある人ない人、
太陽はそれらを一切差別なさらず、
すべてに平等に熱と光を与え給います。
その中から学び、
私たちはわが行いとして行じたらいいのですね。